テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

NNNドキュメント’22 生きる力 ―神戸連続殺傷25年 途絶えた手紙―

番組ID
217991
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2022年05月23日(月)00:55~01:50
時間(分)
46
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
読売テレビ放送/讀賣テレビ放送(YTV)
製作者
読売テレビ放送/讀賣テレビ放送(YTV)
制作社
読売テレビ放送/讀賣テレビ放送(YTV)
出演者
ナレーション:藤田千代美
スタッフ
撮影:西川亮、編集:松崎修三、EED:下林高幸、音響効果:久保秀夫、MA:久保秀夫、ディレクター:堀川雅子、プロデューサー:吉川秀和
概要
1997年、神戸市須磨区で3月に10歳の少女、5月には11歳の男児が殺害される「神戸児童連続殺傷事件」が発生した。自らを「酒鬼薔薇聖斗」と名乗った加害者が、14歳の少年であったという事実に、当時社会は大きな衝撃を受け、教育現場にも大きな影響を与えた。少年法の壁に阻まれ、遺族ですら加害者である元少年Aの情報が得られないなか、2015年に遺族に事前の連絡が無いまま元少年Aは手記を出版、2018年には加害者との唯一の接点であった手紙が途絶えた。読売テレビでは、事件から9か月後に初めて遺族の声を社会に届け、以来25年間にわたり継続的に遺族の姿を伝えてきた。10歳の娘を亡くした山下賢治さんは、事件後、カメラの取材は断っていたが、今回一つの思いを胸に社会に発信する覚悟を決めた。11歳の息子を亡くした土師守さんは、犯罪被害者支援の活動を行っている。遺族の25年の歩みを通して、「償いとは何か」を考える。
受賞歴
ギャラクシー賞(第60回奨励賞)

同じ年代の公開番組

FNSドキュメンタリー大賞 ようきたね、またきいや ~観光列車が紡ぐものがたり~

コロナ禍の中、2年前にデビューした高知の観光列車「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」が、密かに人気を集めている。その理由は車窓から見える日本の原風景、高知名物の「皿鉢(さわち)」に見立てた創作料理、そして沿線住民の“お手ふり”だ。列車に向かって沿線住民が手を振るこのおもてなしは、高知~窪川駅間で、グループから個人、駅のホームから自宅まで、様々な人や場所に広がり、乗客の心を和ませている。中でも四万十町の田村梅一さん(87歳)は去年の夏から1回も欠かさず参加してきた。窪川駅の近くで多い時は30人ほどの仲間と仮装して列車を出迎える。「まん延防止」が明けたこの春、息子、孫、ひ孫と4世代での“お手ふり”が初めて実現した。田村さんの情熱の源とは。一方、この列車の最多乗車を誇るのが、大阪市の会社員・本田昇さん(36歳)だ。月給の7割を使い、130回も乗車するほどお手ふりにハマる理由とは。また列車内で「観光ガイド」デビューをする伊野商業高校の女子生徒にも密着した。お手ふり住民によるサプライズに、涙する場面も。コロナ禍で、人間関係が分断されがちな今、お手ふりによってつながる住民と乗客の心温まる交流をカメラが追った。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組