テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

宿題なんていらない ~型破り校長 最後の教え~

番組ID
216932
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年04月12日(月)13:50~14:45
時間(分)
47
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
北陸朝日放送(HAB)
製作者
北陸朝日放送(HAB)
制作社
北陸朝日放送(HAB)
出演者
ナレーション:森重有里彩
スタッフ
撮影:前田国憲、編集:前田国憲、MA:山崎克哉、タイトル:桑原百花、ディレクター:塚本夏希、制作統括:梅田武、プロデューサー:黒崎正己
概要
金沢市の西南部中学校は、全校生徒800人を超える石川県内で最も生徒数が多い公立中学校だ。西南部中の高島栄治校長(60歳)は、2019年4月から思い切った学校改革に乗り出した。テストでいい点を取るためだけの勉強、提出することが目的になった宿題、高島校長は「そんなものは全て無意味」と一刀両断し、まずは定期テストを廃止した。中間・期末と年間5回実施していた定期テストを全て廃止し、代わりに教科ごとに細かく行う「単元テスト」を導入した。さらに、強制的に提出させる形の宿題も廃止。提出用に一斉購入していた問題集を、家庭での自習用に希望者が購入するように変更した。宿題をやる、やらないは、生徒自身が決める。定期テストや宿題がない代わりに、計画的に学習する習慣を養うため、毎週スケジュール帳を書く時間を設けた。家での過ごし方や勉強の時間などを書き込み、PDSサイクルを子どものうちから身に付けることを目指す。目まぐるしく変わる社会を生き抜く人材を育てるため、大学入試改革が叫ばれるなど、学校教育も変化を求められている。高島校長が進める改革は本当に“破天荒”なのか。むしろ、高島校長が目指す教育こそが“本流”なのではないか。西南部中学校の学校改革を通して、日本の学校教育のあり方を問う。

同じ年代の公開番組

日本のチカラ “くだらないもの”が叶える夢 ~愛知・一宮市の町工場から~

新型コロナウイルスの影響で、モノづくりの町・愛知の町工場は受注が減り収入が激減した。意気消沈している製造業を元気づけようと開催されたのが「くだらないものグランプリ」。製造業の会社が持つ高度な技術力を駆使して、渾身の「くだらないもの」を出品しあい、笑い飛ばしてコロナ禍を乗りきるのが大会の主旨である。愛知を中心に中小零細企業20社が参加し、ゴム製の将棋駒、鬼瓦の形をしたヘルメットなど、くだらないものばかりが集まった。出場した会社のひとつ、愛知県一宮市のマルハチ工業は、従業員7人の町工場で、金属部品の加工や販売を手掛ける小さな金属商社である。子どもがトイレットペーパーをガラガラと回して出す“いたずら”を阻止するための道具、「トイレのとめこさん」を出品。発案者は3代目社長の田中好江さん(35歳)で、母親としての悩みから思いついた。大会に参加したことで、この道具が、多くの人たちの悩みを解消する「優れもの」であることがわかる。福祉に役立つのであれば、と商品化に向けて奮闘する田中社長は、第二子の出産をはさみながら、開発を続ける。田中社長の熱意の背景には、彼女の生い立ちが関わっていた。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組