テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

日本のチカラ “笑顔”を支える大黒柱 ~元落語家と子どもたち~

番組ID
216789
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年11月21日(日)06:15~06:45
時間(分)
26
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
宮崎放送(MRT)
製作者
宮崎放送(MRT)
制作社
宮崎放送(MRT)、民間放送教育協会
出演者
桂歌春、ナレーション:古屋敷沙耶
スタッフ
テーマ曲:相知明日香、音声:守安章、MA:田上秀作、美術:佐々木田巳子、撮影:大矢龍之介、撮影:後藤省吾、ディレクター:高橋晋作、プロデューサー:御手洗英明、プロデューサー:雪竹弘一
概要
宮崎県北部にある日向市で、2009年から毎年夏に開かれている意外な大会が「ひむかの国こども落語全国大会」である。その立ち上げメンバーの一人が、日向市出身の元落語家、甲斐伸也さん(46歳)。「柱大黒」という名で県内のイベントに出演する傍ら、子どもたちに落語を教えている。2020年と2021年の全国大会はコロナ禍で中止になり、甲斐さんは「子どもたちに落語を披露する場を作ってあげたい」という思いから「こども落語県大会大黒杯」を企画した。費用を自分で負担し、台本や小道具の準備、運営も自ら行う。普段は飼料工場に務める甲斐さんは、昔からお笑いが好きで、高校卒業後、落語家を目指し上京。同じ日向市出身の落語家・桂歌春さんに弟子入りするが、遅刻などが重なり2年後に破門されてしまう。さらに、父親の多額の借金などで、落語から離れていたが、「迷惑をかけた人たちに落語で恩返しがしたい」と思うようになった。みんなの笑顔のために力を尽くす、柱大黒こと、甲斐伸也さんの想いに迫る。

同じ年代の公開番組

トンネルの先に 湯沢町と私の未来図

2020年11月、関越道のトンネルを抜ける1台のトラックがあった。トラックに乗る高橋智計さん(38歳)はリゾートマンションの一室を購入。引っ越しのため、湯沢町へ向かっていた。新型コロナウイルスの感染が拡大したことで、仕事が全てリモートワークに切り替わり、首都圏から引っ越すことを決めたという。感染拡大後、湯沢町には次々と高橋さんのような首都圏からの移住者が集まってきている。そんな人たちの移住支援をしているのが民間企業「きら星」だ。2020年4月から町の委託を受け、1年間で30人の移住をサポートした。静岡県出身の松田菜穂子さん(36歳)は「きら星」のサポートを受け、2021年1月、家族と一緒に湯沢町に移住した。元々東京で暮らしていたが、夫の転勤にともない3年前からフィリピンに滞在。しかし、ロックダウンの発表を受けて帰国し、2泊3日の移住体験をきっかけに湯沢町への移住を決めたという。一方、湯沢町に住む美容師・南雲祐子さん(33歳)は、新幹線で東京の美容室に通っていた。しかし、感染が拡大したことで往来が困難となり、美容室を退職する決断をした。介護の資格を取得していた南雲さんは高齢者施設で働きながら、新たな一歩を踏み出す。コロナ禍という長いトンネル。雪国・湯沢で描く未来図とは。感染拡大に翻弄されながらも、新たな人生の一歩を踏み出した人たちの思いに迫る。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
テレメンタリー2021 メモリーズ ~再び、家族で~

愛知県に住む森亜美さんは、3人の子どもがいる母親である。2016年に交通事故に巻き込まれ、乗っていた乗用車が炎上。全身の約60%に火傷を負い、耳たぶや手の指を失った。2週間後に意識を取り戻したが、変わってしまった母親の姿に子どもたちは戸惑いを隠せなかった。子どもたちと手をつなぐことも、じゃんけんをして遊ぶこともできなくなり、多くのものを失った亜美さんは深く落ち込んでしまう。しかし、泣いてばかりはいられないと、亜美さんは前を向き、徐々に元の生活を取り戻す努力をし始める。そして周囲の力を借りながら、家事や車の運転など「自分でできる事」を増やしてきた。そんな亜美さんの姿を見た子どもたちも少しずつ変わっていく。そんな時、本来ならあるはずのものがないことに気付く。育ち盛りの子どもたちと撮った写真である。事故のあと、人目につくことを嫌っていた亜美さんは、以前はよく行っていた家族旅行もできなくなり、写真に写ることも避けてきた。しかし、「家族みんなで出かけて、もう一度、思い出を作りたい」と亜美さんは3年ぶりに家族5人で出かける計画を立てることに。事故から5年が過ぎた亜美さんと家族の今を描く。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組