テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

FNSドキュメンタリー大賞 ようきたね、またきいや ~観光列車が紡ぐものがたり~

番組ID
218035
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2022年05月22日(日)13:50~14:45
時間(分)
47
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
高知さんさんテレビ(KSS)
製作者
高知さんさんテレビ(KSS)
制作社
高知さんさんテレビ(KSS)
出演者
ナレーション:岡本聡一郎
スタッフ
撮影:片岡博光、撮影:徳弘涼介、撮影:中岡元紀、撮影:矢野正義、撮影:澤村栄治、編集:山本大地、MA:山本大地、編集:出間龍也、MA:出間龍也、CG:山崎晴奈、ディレクター:南陽介、プロデューサー:秦泉寺昇
概要
コロナ禍の中、2年前にデビューした高知の観光列車「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」が、密かに人気を集めている。その理由は車窓から見える日本の原風景、高知名物の「皿鉢(さわち)」に見立てた創作料理、そして沿線住民の“お手ふり”だ。列車に向かって沿線住民が手を振るこのおもてなしは、高知~窪川駅間で、グループから個人、駅のホームから自宅まで、様々な人や場所に広がり、乗客の心を和ませている。中でも四万十町の田村梅一さん(87歳)は去年の夏から1回も欠かさず参加してきた。窪川駅の近くで多い時は30人ほどの仲間と仮装して列車を出迎える。「まん延防止」が明けたこの春、息子、孫、ひ孫と4世代での“お手ふり”が初めて実現した。田村さんの情熱の源とは。一方、この列車の最多乗車を誇るのが、大阪市の会社員・本田昇さん(36歳)だ。月給の7割を使い、130回も乗車するほどお手ふりにハマる理由とは。また列車内で「観光ガイド」デビューをする伊野商業高校の女子生徒にも密着した。お手ふり住民によるサプライズに、涙する場面も。コロナ禍で、人間関係が分断されがちな今、お手ふりによってつながる住民と乗客の心温まる交流をカメラが追った。

同じ年代の公開番組

ドキュメント広島 戦地へ響け ヒロシマの音色

今年(2022年)2月24日、ロシアのウクライナ侵攻が突然始まった。広島市南区に住む平石さん家族は、その状況を憂えていた。広島市出身の雅史さん(63歳)、ウクライナ出身の妻エレナさん(43歳)と、双子の大志さん、幸一さん(16歳)、三男の英心さん(14歳)の5人家族。エレナさんは英心さんのバイオリン留学に同行してドイツに住み、広島と行き来していたが、1年ぶりの帰国直後に、予期せぬ戦争が始まった。友人や親族から連日のように送られる、戦火に苦しむ母国の映像。何か力になれることはないか。英心さんは、幼なじみの岡野純大さん(16歳)とウクライナを支援するチャリティーコンサートを始めた。それは1回で終わるはずだったが、ウクライナを助けたいという人々の思いから、次々と依頼が舞い込んだ。毎週末のように県内各地で演奏し、来場者は1千人を超えた。再びドイツへ旅立つ前夜までコンサートやイベント出演に追われた英心さんとエレナさん。数え切れない人たちと、被爆地からウクライナの平和を願う心を一つにした。祈りを音楽にのせ、走り抜けた平石さん親子の2か月を追った。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
テレメンタリー2022 子どもが欲しい ~#精子提供 私たちの選択~

ネットで、『精子提供』と検索すると、100件以上ヒットする。今、誰もが手軽に利用できるSNSを使い、個人間で精子をやり取りする人が増えているのだ。取材で出会ったともやさん、あかりさん夫婦。夫のともやさん(27歳)は女性として生まれた。性別適合手術を受け、戸籍上は「男性」となり、妻のあかりさん(30歳)と結婚した。子どもが欲しいと願う2人は今、SNSを使って精子提供者を探している。最初は病院での第三者による精子提供も考えた2人。しかし、第三者による精子提供は、国内では12の医療機関でしか行われておらず、実施件数も減っていて、精子提供までにかなり時間がかかってしまい、SNSに頼らざるをえないのが現状だ。番組では、2人が精子提供者を探すところから、提供者と出会い受け取った精子を使って、子どもを授かろうとする様子に密着。第三者からの精子提供に向き合いながらも揺れる2人の心、そして、家族の思いを取材する。一方、妻子がいながらも精子提供活動を続ける男性を直撃。なぜ精子を提供しているのか。その本音に迫る。


cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養tvテレビ番組