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テレビ番組

NNNドキュメント’22 雨やどり

番組ID
217698
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放送日時
2022年04月18日(月)00:55~01:50
時間(分)
46
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
北日本放送(KNB)
製作者
北日本放送(KNB)
制作社
北日本放送(KNB)
出演者
語り:木村多江
スタッフ
撮影:羽柴泉、音声:山本久美子、題字:島小織、編集:岡山友行、ミキサー:山口誠、音響効果:半澤知宏、ディレクター:坂田衛、プロデューサー:堀田茂宏
概要
富山県高岡市の中心部、国宝・瑞龍寺の参道の脇にあるコミュニティハウス“ひとのま”。玄関に鍵はかけず、利用料の300円を払えば誰でも利用できる。元々、不登校や引きこもりの子どもたち向けの学習塾であったが、現在は、不登校だった青年や夫の暴力に悩む女性、出所後に行くあてのない受刑者など、事情を抱えた人たちが多く身を寄せる。運営する宮田隼さんは「支援はしていない、ただ家を開けているだけ」と笑う。彼自身もまた、過去に父親から暴力を受け、心に孤独を抱える一人だった。「一番大切なことは、そばで一緒に考えること」。ここは誰も拒まず、駆け込んで雨やどりでき、人と人との間がつながる場所だ。“ひとのま”の日常を通して見えてくる現代社会の生きづらさと地域支援のあり方とは。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(2022年教養番組優秀)

同じ年代の公開番組

ヒロシマ 祈りの場の1年 ~2021年8月-2022年7月~(英語字幕版)

広島の平和記念公園には日々どんな人がやって来るのか、公園の日常を1年にわたって記録した。渡部和子さん(78歳)は、毎日夜明けとともに公園内の原爆供養塔にやって来て、塔周辺の落ち葉を丁寧にかき集め、献花台を清掃する。ここには約7万柱の引き取り手のない遺骨が納められている。20年以上ボランティアを続ける渡部さんは「7万と言われてもおひとりおひとりのそれまでにかけがえのない人生があったんだし、希望があった。輝かしい人生を原爆で断ち切られたんですから」と語る。取材を続ける中、ロシアによるウクライナ軍事侵攻が始まった。世界が不安に包まれたその頃、被爆2世の画家、ガタロさん(72歳)が原爆ドームを見つめていた。彼はかつて1年間にわたり原爆ドームを描き続けたことがある。廃墟となったウクライナの街と原爆ドームが重なり、再び原爆ドームに向き合い始めた。核兵器の脅威が再び突き付けられた世界を憂い、ガタロさんは今日も絵筆を執る。元旦、慰霊碑で“千人献花”を行う人々。毎月6日、60年にわたって原爆供養塔での読経を続ける僧侶。毎日、原爆死没者追悼平和祈念館で被爆体験記を読む男性。今日も祈りの場には様々な人が訪れる。平和公園で出会った人たちを通して、「ヒロシマの思い」が映し出される。(英語字幕版)◆英語タイトル “A Year of Prayer in HIROSHIMA: August 2021―July 2022”


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