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テレビ番組

チャンネル4 黄葉 伍朗ちゃんがいる教室

番組ID
215791
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放送日時
2021年01月09日(土)09:30~10:25
時間(分)
48
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
テレビ信州(TSB)
製作者
テレビ信州(TSB)
制作社
テレビ信州(TSB)
出演者
ナレーター:伊東秀一
スタッフ
編集:松葉芳明、MA:田畑孝幸、テロップ:鈴木聡哉、アドバイザー:日笠昭彦、ディレクター:松澤亮、ディレクター:西尾遥、プロデューサー:谷口考司、プロデューサー:林直哉
概要
会社社長や官僚、医師などになったかつての高校生。松本深志高校を40年以上前に卒業した8組だけは、還暦を過ぎても母校でホームルームを開く。それは、過去を懐かしむものではない。自分の原点に立ち戻り、これからの人生の道しるべとするものだ。きっかけは担任だった山本伍朗さんの「授業がしたい」との一言。2004年から、毎回テーマの違う山本さんの話を聞き、今の仕事について仲間と語り合う。この取り組みを記録し続けてきたのが現役の放送委員会の生徒だ。取材を通じて、連絡の時間くらいに考えていたホームルームという空間の意味を見つめ直していく。2020年、87歳になった山本さんはベッドで過ごす時間が長くなった。教え子と開催を約束したホームルームを10日後に控えた10月、息を引き取る。それでも、ホームルームは開催される。教室の窓には、深まった秋に輝きを放つイチョウ。山本さんが8組のために残した「遺言」に耳を傾ける。
受賞歴
ギャラクシー賞(第58回奨励賞)

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ドキュメントy デルタの記憶 ―基地の街のきみたちへ―

朝鮮戦争下に、米軍岩国基地近くの中学校で綴られた5冊の文集が見つかった。そこには生徒たちが日々の暮らしを題材にした250篇ほどの詩と作文が寄せられていた。「積み上げられたバクダン」、「疾走する軍用ジープ」、「夜の街に立つパンパン」、「空襲に備えた訓練」…。そこには生々しい基地の街の現実が描かれていた。山口県岩国市立川下中学校は川に挟まれた三角州(デルタ)の中にある。文集はこの土地にちなんで『デルタ』と付けられた。通学路の向こうには金網を隔てて広大な基地が広がっている。三角州の大部分はいまも米軍基地だ。『デルタ』が作られたのは終戦から7年後の日本が主権回復をした年。そして朝鮮戦争の真っただ中だった。学校には空襲で家族を亡くした生徒や、朝鮮半島からの引き上げ者もいた。『デルタ』には基地から飛び立っていく爆撃機を見て、空爆を受ける朝鮮の人たちの辛苦に思いをはせた作品がある。一方で、戦後の貧しさの中で家計の支えとなる基地の仕事への感謝を記した者もいた。子どもたちはそれぞれの立場から、基地や暮らし、街の将来を考えていた。『デルタ』には「みなさんはどう思いますか」と教師が生徒に投げかけた言葉も残されている。生徒の証言からも、当時の教室には基地について自由に話し合う生徒と教師の姿があったことがわかる。「教育の中立」を掲げる国の指導で、学校で基地の話題はタブーとなり、『デルタ』はその後作成されることはなかった。それから70年、米軍岩国基地は拡張工事や軍用機の移駐を経て、極東最大級の規模にまで肥大化した。岩国では今、国が巨額の予算が投じ、米軍と住民との共存・融和策が進められている。私たちはかつての子どもたちのように、ちゃんと基地と向き合っているだろうか。基地を抱える街のありようを真剣に考えているだろうか。


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