テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

TOSみどり森・守おおいたスペシャル おおいたの森林(もり)はいま

番組ID
215123
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2020年03月20日(金)14:50~15:30
時間(分)
34
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
テレビ大分(TOS)
製作者
テレビ大分(TOS)
制作社
テレビ大分(TOS)
出演者
ナレーション:野島亜樹
スタッフ
撮影:須賀則友、撮影:堀猛、撮影:都留誠孝、撮影:荒木崇史、編集:荒木崇史、ディレクター:野島亜樹、プロデューサー:工藤崇之、チーフプロデューサー:小野宏治
概要
TOSが「みどり森・守おおいたキャンペーン」を始めた2000年以来、大分県内の森を巡る課題や自然保護に向けた様々な取り組みを特別番組として放送してきた。開始から20年が経ち、自然保護の意識が高まりを見せる一方、地球温暖化や過疎高齢化による担い手不足など新たな問題も指摘されるようになり課題は山積している。キャンペーンの開始から20年、これまで紹介してきた「自然保護の現場」は今、どうなっているのか。そして新たな課題をどう克服しようとしているのか。20年間の軌跡と大分の森の今を訪ねると、ひたむきに汗を流す人の姿があった。

同じ年代の公開番組

映像’20 13坪の物語 ~小さな本屋が愛される理由~

大阪市の街中に創業70年、わずか13坪の書店(隆祥館書店)がある。2代目店主・二村知子さんのもとには、人生で壁にぶつかった時、本に助けを求める人たちが訪ねてくる。家族の介護や仕事、日々の暮らし。二村さんが薦める本で話に花が咲く。二村さんは、入荷した本を読んでいつも考える。「この本は、“あの人”に合うのではないか」と。20年前におよそ2万2千店あった書店の数はいま、半分ほどになったと言われる。「書店の経営は、ただ送られてきた本を売れば良いのではない。本は、毒にも薬にもなる」。二村さんの父は、そう口にしていた。二村さんを支えているのは、父が残した「本は文化」という言葉だ。今年に入って、思いもよらない事態が起きる。新型コロナウイルスの感染拡大だ。営業を続けるべきか頭を悩ませていた時、お客さんから「学校も図書館も閉まっているいまだからこそ、開けていて欲しい」と言われた。その言葉が胸に刺さった。先の見えない時代、大手通販サイトが台頭する中で、町の本屋さんが潰れていく。だけど、どこか元気な二村さんの本屋さんにはどんな“秘密”が隠されているのか。そこから見えてくる“いまという時代”をみつめてみる。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
忘れない3.11 あなたも逃げて 鵜住居小学校 あの日の教訓

ラグビーワールドカップの試合会場になった岩手県釜石市のスタジアムの一角に、「あなたも逃げて」と刻まれた石碑がある。この場所で家族を失った男性の呼びかけがきっかけで建立されたものだ。東日本大震災当時、ここには釜石東中学校と鵜住居小学校があり、小学校の事務職員だった木村タカ子さんは、地震後に学校に残り被災したとみられている。震災前から津波防災教育に取り組む小中学校の児童生徒が津波から逃れたことは「釜石の奇跡(出来事)」と言われた。一方で、職員の避難は個々の判断だったという。当時中学3年だった菊池のどかさんは「車が混雑していて避難場所に入れなかった」と証言する。地震発生後、住民が撮影した写真には学校が指定した避難路にあふれる車を避けながら避難する子供たちの姿。あいまいだった職員の避難、災害時の保護者への対応、避難路の安全の確認。津波避難には多くの課題があったことが見えてきた。岩手大学の加藤孔子特命教授は「先生たちも自分の足で歩いて、ここが危険な場所だと体験することが大事」と指摘する。当時の行動を見つめ直すことで、改めて見えてくる教訓を探る。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組