テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

RICE WARS Ⅱ ―日米“コメ開戦”前夜―

番組ID
211398
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2016年05月28日(土)13:30~14:25
時間(分)
49
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
テレビ新潟放送網(TeNY)
製作者
テレビ新潟放送網(TeNY)
制作社
テレビ新潟放送網(TeNY)
出演者
ナビゲーター:須山司
スタッフ
撮影:五十嵐力、撮影:西本玲美、撮影:高橋和也、編集:五十嵐力、ミキサー:吉岡康明、音響効果:古川貴彦、タイトル:中林良隆、取材:須山司、構成:須山司、プロデューサー:羽田朗
概要
石川県で行われたコメの国際大会「米・食味分析鑑定コンクール」ではコメの出品数が前年から激増し5000以上に。TPP大筋合意などもあり、全国の農家が危機感からコメのブランドカを高めるため動き出していた。魚沼産コシヒカリの生産者・関智晴さんもその一人だ。一方、カリフォルニア産米が握る市場に打って出る動きもある。コメの集荷業者、新潟農商は海外の日本食市場の拡大、円安傾向が追い風と見ていた。伊藤社長は狙いをアメリカ市場に定める。「米・食味分析鑑定コンクール」にはカリフォルニア産米も出品される中、魚沼産コシヒカリの生産者・関さんは2年連続で金賞を獲得。また関さんら複数の生産者のコメをブレンドしたものが、アジア市場で世界最高価格で販売されることになった。一方、アメリカ輸出をもくろむ新潟農商はハワイで商談会に参加し、コメを売り込んだ。おいしいコメは現地でも評判で商談もまとまり始めた。国内で消費が減る中、海外に活路を見出そうと動く日本のコメの舞台裏を追う。

同じ年代の公開番組

報道特別番組 おとうちゃんは酒で死んだがやない

2015年1月、高知県室戸市出身の川口美砂さんが故郷の港町で元マグロ漁船乗組員を訪ねる姿があった。1954年、太平洋に出漁した多くの遠洋マグロ漁船が、アメリカによるビキニ環礁での核実験に巻き込まれた。死者が出た「第五福竜丸事件」は大きく報じられたが、ほかにも約1000隻の日本船の被ばくが認められたことは、ほとんど知られていない。その中の一隻に美砂さんの父、川口一明さんが乗る船があった。マグロ漁船の船長として活躍した一明さんは36歳の若さで突然死した。近所では「酒の飲み過ぎだ。」と囁かれ、家族もそう思い込んでいた。しかし、美砂さんは映画「放射線を浴びたX年後」を見て、室戸のマグロ漁船の乗組員が被ばくし、亡くなっていることを初めて知った。「父の死は、太平洋の核実験が関係していたのかもしれない」。美砂さんは、かつてのマグロ漁船乗組員への聞き取り調査を始め、2016年には労災認定の手続きを始めた。被災者は「今さら何のために」「関わりたくない」と言うが、美砂さんは一人一人に忍耐強く声をかけ続ける。父の死の真相を求めて乗組員や遺族80人以上への聞き取りを続けている美砂さんの姿を通じて、マグロ漁船被ばく問題の現状や関係者の思いなどを描く。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組