テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

NNNドキュメント’12 3・11大震災シリーズ30 行くも地獄、戻るも地獄 倉澤治雄が見た原発ゴミ

番組ID
206980
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2012年03月12日(月)00:50~01:45
時間(分)
46
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
ondemand_video
報道・時事
放送局
日本テレビ放送網(NTV)
製作者
日本テレビ放送網(NTV)、札幌テレビ放送(STV)、中京テレビ放送(CTV)
制作社
日本テレビ放送網(NTV)、札幌テレビ放送(STV)、中京テレビ放送(CTV)
出演者
倉澤治雄、ナレーター:中里雅子
スタッフ
題字:柿沼康二、撮影:石田雅年、撮影:三上誠志、撮影:小林正樹、撮影:榊裕起夫、音声:登佑太、音声:倉本貴幸、音声:矢野武彦、編集:草間信之、編集:小瀧藍、EED:細野昌美、ミキサー:浜口崇、音響効果:番匠祐司、題字:加藤眞由美、広報:永井晶子、デスク:小野裕子、取材:ホンゴルズル、取材:鈴木教弘、取材:大脇三千代、ディレクター:石本桂一、ディレクター:堀田茂紀、ディレクター:水島宏明、プロデューサー:佐々木律、プロデューサー:谷原和憲、プロデューサー:中保謙、プロデューサー:加藤就一、プロデューサー:日笠昭彦
概要
「原発から出る“核のゴミ”をどうやって処分するのか?」福島第一原発事故が浮き彫りにした課題のひとつだ。倉澤治雄・日本テレビ解説主幹が使用済み核燃料の問題を追う。◆番組では、米国スリーマイル原発の高レベル放射性廃棄物の行方や、地層調査施設のはずが「最終処分場」が近くにくることになったフランスの実例、研究施設の名目で誘致が行われた北海道幌延町の現状を追及。そして取材斑はモンゴルにも飛ぶ。◆見えてくるのは、問題を先送りし巨額の費用を投入してきた核燃料サイクルの危うい現状と、カネを使って処分施設を持っていこうという処分地選定をめぐる相似形だった。
受賞歴
JCJ賞(第55回JCJ賞)、ギャラクシー賞(第49回報道活動部門選奨)

同じ年代の公開番組

メ~テレ50周年特別番組 銀球のメッセージ ピンポン外交と名古屋

1972年9月、日本と中華人民共和国が国交を結んだ日中共同声明。その一年半前に、名古屋の愛知県体育館で「第31回世界卓球選手権大会」が開催された。大会には、文化大革命などの影響で国際社会から孤立していた中国の選手団が6年ぶりに参加。メ~テレは中国チームの動向をつぶさに取材し、「小さなピンポン球=銀球が世界を動かした」というタイトルの記録映画を制作。日中友好の「原点」を映し出した。◆この卓球大会はアメリカと中国が接近するきっかけとなったことから、「ピンポン外交」の舞台として世界的に注目を集めた。しかし、日中国交正常化にとっても大きな役割を果たしたことはあまり知られていない。日中の政界関係者などへの長期取材で、卓球大会の裏側で繰り広げられた外交交渉の全貌が今回初めて明らかになった。◆一方、中国が「井戸を掘った友人」と呼ぶ人物が名古屋にいた。中国選手団の大会参加を取り付けるために命がけで交渉した、その男性が胸に秘めていた思いとは何であったのか。そして、日中関係は最悪の状態と言われている今、ピンポン外交の舞台となった名古屋で、新たな日中の架け橋になろうと奔走する人たちが動き出している。メ~テレ50周年特別番組。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
NNNドキュメント’12 3・11大震災シリーズ26 生かされた命 ~阪神・淡路から東日本へ~

2011年3月11日。未曾有の大震災。神戸にいた黒田裕子さんは、テレビの映像を見てすぐに現地へと向かった。自分に出来ることは被災した人を支えること。その思いは生かされた被災者の一人として、決して変わらぬ強い信念だった。◆阪神大震災当時、黒田さんは被災地・神戸の仮設住宅で「黄色いハンカチ活動」を提唱した。「きょう一日元気だったら黄色いハンカチを玄関に掲げる」…避難所から仮設住宅に移り住んだ被災者が孤独死していく現状を何とかしたいと始めたこの取り組みは、分断されたコミュニティの架け橋となり、多くの高齢者の命を救うことにつながった。◆それから17年。東日本大震災の被災地で目の当たりにしたものは、阪神の時と全く同じ課題であった。避難所での生活を終え仮設住宅へと入居する過程で地域が分断され、一人暮らしの高齢者が、孤独死の危険に直面しているのだ。◆同じ過ちを繰り返してはならない。黒田さんは毎週神戸から宮城に通い、ほかのボランティアのメンバーとともに被災者を見守り続けている。「これからどんなことが起こり得るか、だから何をしないといけないか、そういうことが予測できるので関わりを持たせてもらいたいんです」…彼女が見据えるのは、いま被災者が直面する問題だけでなく、長く険しいこれからの道程だ。「それでもなお、命のある限り、自分自身を大事にしてほしい」そう語る彼女の温かな眼差しが、今日も被災者に注がれている。


cinematic_blurドキュメンタリーondemand_video報道・時事tvテレビ番組