テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

汚名 ~看護師 爪切り事件の真相~

番組ID
205680
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2011年05月30日(月)01:30~02:25
時間(分)
50
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
九州朝日放送(KBC)
製作者
九州朝日放送(KBC)
制作社
九州朝日放送(KBC)
出演者
ナレーション:児玉育則
スタッフ
撮影:太田正樹、編集:長尾雪絵、題字:半田真理子、音響効果:郡孝司、EED:怡土太一郎、MA:永吉孝志、取材:安川裕之、取材:西村香織、構成:西村香織、プロデューサー:大迫順平
概要
2007年「上田看護師が爪をはいだ」と同僚看護師が内部告発。病院側は「ケアだった」という上田里見さんの主張を受け入れず、会見に踏み切る。実は、会見に出席した院長・看護部長は、上田さんの行為を「ケア」だと思っていたが、病院本部の意向で、会見では「虐待があった」と発表してしまったのだ。報道が過熱する中、1週間後、警察は上田さんを逮捕。上田さんは否認するが、捜査当局の強引な取調べによって「爪はぎはストレス解消だった」という嘘の調書に署名してしまう。警察による捏造調書だった。上田さんと家族の闘いの日々。逮捕から3年2ヵ月。福岡高裁は「捜査段階の供述は、誘導された疑念」と調書の信用性を否定。「正当な業務行為」と認定し、無罪を言い渡した。
受賞歴
「地方の時代」映像祭(2011優秀賞)、日本放送文化大賞(第7回グランプリ候補)

同じ年代の公開番組

血管奇形 “難病”と闘う大翔くんと家族

リンパ管などがうまく形成できず、体の一部に異常な状態で残ってしまう先天性の病気「血管奇形」。医師の間ですらほとんど知られていない、原因も分からない、確立した治療法もない難病。北海道恵庭市に住む渕端大翔(ひろと)くん、6歳。大翔くんは辛い検査や対処療法を繰り返しながら、先の見えない闘病生活を続けている。◆「血管奇形」は、国が指定する調査や治療の研究対象である「難病」には入っていない。このため患者数の把握や治療法の研究さえ進まない状況にある。「難病」に指定されれば医療費が助成され患者の負担がほとんどないが、指定から漏れた多くの難病の患者は大きな困難と負担を強いられている。◆また難病の薬は「オーファン(孤児)ドラッグ」と呼ばれ、採算の合わない開発に製薬会社は着手しようとしない。このため、いつまでも治療薬ができなかったりするなど「命」と「採算性」が天秤にかけられているような現実がある。◆番組では、さまざまな困難を乗り越えようとする大翔くんと家族に密着しながら、「普通学級に通いたい」という大翔くんの夢をかなえるために奔走する母親や受け入れた小学校の決断を追うとともに、国の難病対策の問題点などを考える。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
無縁のきずな 生き別れる家族たち

名古屋市のある斎場で驚くような葬儀が日常となっていた。家族の参列は一切なく、ガランとした式場では、高齢者の身元引き受けと生活支援を行う団体「きずなの会」の職員二人だけが男性を見送っていた。家族は参列を拒否したのだと言う。7割の会員が家族と絶縁状態で、亡くなってなお遺骨も引き取られないのだ。◆74歳の美代子さん。子供も孫もいるが支援を受けられない。契約直後に入院したが、きずなの会が家族の代わりに入院の連帯保証人となり事なきを得た。一人暮らしの自宅で転倒して大腿骨を骨折。完治しているはずだったが何故か再び歩けなくなってしまった。転倒した当時、隣人などが子供に連絡を試みたが関わりを拒絶されたという。子供や孫と暮らしていたが、大ケンカをして家を出た。そんな美代子さんにとって、きずなの会は買い物などの生活支援もしてくれる言わば「家族の代行」で欠かせない存在。本当の家族と会うのは「死んでからでいい」とまで言う。◆70歳で亡くなった利文さん。離婚して一人娘とは20年間音信不通だったが、その娘は父の死を意外な形で知り、どのような形で死んだのか知りたいと望んでいた。離婚の原因はギャンブル。離婚後、利文さんはギャンブルは止め、家族と再び会いたいと思っていたが「自分からは無理」と躊躇していた。一方の娘も孫の顔を見せたいと父を訪ねた事があったが、行き違いになり、あと一歩で絆が再びつながる事はなかった。◆81歳のHさんは、65歳で離婚。一人娘とも結婚を巡りもめて、23年間連絡が取れていない。誰にも頼らず生きていこうときずなの会に入ったが、最近一人では生きていけない事に気付き、自作の運勢表を手渡す事で人とつながるのを楽しみにしている。そうして作った人とのつながりが、Hさんの人生を変えようとしている。運勢表を通じて仲良くなったお好み焼き屋のおかみさんに応援されて、一人娘との再会に動き出したのだ。◆無縁となった高齢者の様々な事情。しかし、彼らが支えられていたのは、やはり人とのつながり。無縁化した社会で見つけた新たな「絆」だったのだ。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組