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テレビ番組

震災16年特別番組 忘れないあの日 刻まれた震災

番組ID
205616
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2011年01月16日(日)19:00~19:55
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーondemand_video報道・時事
放送局
サンテレビジョン(SUN)
製作者
サンテレビジョン(SUN)
制作社
サンテレビジョン(SUN)
出演者
ナビゲーター:小浜英博
スタッフ
撮影:平田裕司、撮影:田中勝己、編集:山口竜治、タイトル:苅谷圭、ディレクター:平山容子、ディレクター:若木聖子、プロデューサー:天津悟
概要
6000人を超える犠牲者を出した阪神・淡路大震災。被災地の各地には、「1.17希望の灯り」や「神戸の壁」など、犠牲者を追悼し、被災体験を語り継ぐためのモニュメントが建てられている。被害が大きかった地域の公園や学校などさまざまな場所に、さまざまな思いで建てられたモニュメントたち。番組では、サンテレビ報道部が地域ごとに取材し、ニュース番組内で地道に紹介を続けているモニュメントから十数カ所をピックアップし、再編集したVTR構成で、被災地の人々の思いを伝える。
放送ライブラリー以外で視聴可能な施設

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どーんと鹿児島 戦地からの手紙 ~軍事郵便が伝えるメッセージ~

太平洋戦争の終戦から66年。人口の4分の3が戦争を知らない世代となり、戦争の記憶を伝えていくことが難しい時代となった。戦争を直接語れる人が少なくなってくるなかで、兵士たちの「手紙」は彼らの息遣いを感じることのできる貴重なものだ。◆戦時中、戦場の兵士と故郷・鹿児島を結ぶ「軍事郵便」があった。検閲があるため戦況に関わることは書けないが、そこには教科書には書いていない兵士一人一人の戦いが記されていた。湧水町に暮らす女性はある日、たんすの中から父が戦地から送った軍事郵便を見つけた。その数、227通。故郷に残した家族を案じる内容や、婚約者への思いなどが綴られた文面。それは戦地と銃後をつなぐ「命の手紙」である。◆戦争の時代の空気がリアルに記され、貴重な事実が潜んでいる軍事郵便は、歴史資料としての価値が見直されている。専修大学の新井勝紘教授は鹿児島大学の西村明准教授らと、軍事郵便の掘り起こしにあたっている。所蔵する軍事郵便はおよそ1万通。新井教授のゼミではケータイ世代の若者が軍事郵便を読んでいる。若い世代にとって、教科書で学ぶ戦争はどこか現実感のないものだ。しかし軍事郵便という生の資料に触れ、等身大の兵士の存在を身近に感じることにより、戦争が現実味を帯びたカタチで見えてくるのだという。◆戦争の真実をどう自分たちの記憶として受け継ぎ、伝えていくか。その問いが私たちに突きつけられている。番組では、兵士が残してくれた軍事郵便が発するメッセージを伝えていく。


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