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テレビ番組

’09ドキュメント静岡 防災先進県の実像 ~検証8.11静岡沖地震~

番組ID
204774
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放送日時
2009年10月07日(水)00:44~01:14
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
ondemand_video
報道・時事
放送局
静岡第一テレビ(SDT・だいいちテレビ)
製作者
静岡第一テレビ(SDT・だいいちテレビ)
制作社
静岡第一テレビ(SDT・だいいちテレビ)、SDTエンタープライズ、DIプロ
出演者
スタッフ
取材:鈴木隆秀、取材:牧野大輔、取材:小林司、編集:天野靖之、美術:岡村綾子、音響効果:杉本和三、MA:深津初男、ディレクター:成瀬圭、プロデューサー:杉山洋
概要
2009年8月11日、午前5時7分。駿河湾を震源とするマグニチュード6.5、最大震度6弱の地震が発生し、死者1人、負傷者311人、住宅損傷8038棟という被害をもたらした(2009年9月29日現在)。この「8.11静岡沖地震(駿河湾地震)」を通して、静岡県は本当に“防災先進県”なのかを検証する。◆地震負傷者の大半が屋内での落下物によるものであり、家具を固定していれば防げた負傷が多かったとの調査結果がある。住宅の損傷についても、少ないと受け止める専門家はいない。“防災先進県”を自負してきた静岡県だが、その神話は脆くも崩れようとしている。東海地震説から30年以上、推計2兆4千億円を費やしてきた防災対策は正しかったのか。番組では8・11地震の「数字の小ささ」によって蔓延している楽観ムードに警鐘を鳴らす。

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映像’09 DNA鑑定の呪縛

2009年5月8日、1990年に栃木県足利市で起こった女児誘拐・殺害事件、いわゆる「足利事件」をめぐり、殺人罪などで無期懲役が確定している菅家利和さんが裁判のやり直しを求めた再審請求の即時抗告審で、DNAの再鑑定の結果、DNA型が一致しなかったことが明らかとなった。これにより、菅家さんの再審が開始される可能性が高くなった。◆足利事件は、1990年5月、栃木県足利市で4歳の女の子が誘拐・殺害された事件で、1年7ヵ月後、いわゆるローラー作戦で菅家さんが逮捕された。決め手になったのは、女児の着衣に付着していた体液のDNA鑑定だった。同様のDNA鑑定が決め手になった事件に、1992年2月、福岡県飯塚市で小学1年生の女の子2人が誘拐され、殺害された「飯塚事件」がある。この事件でもDNA鑑定が決め手となり、2年7ヵ月後に1人の男性が逮捕された。両事件ともに、無実を訴えて最高裁まで争ったものの、「足利事件」の菅家さんは無期懲役、「飯塚事件」の久間三千年さんは死刑判決となった。その後、2人は獄中からも無実を訴え続けた。しかし、2008年10月28日、「飯塚事件」の久間さんは福岡拘置所で死刑を執行された。◆DNA型鑑定とは、細胞核の中の染色体にあるDNA(デオキシリボ核酸)を構成している4種類の塩基(アデニン、グアニン、チミン、シトシン)の配列の特徴によって、個人を分類ないし識別するものである。日本の警察によるDNA型鑑定は、警察庁科学警察研究所(科警研)が1989年に導入した。しかし、この鑑定法には実は重大な欠陥があった。◆DNA鑑定という言葉が始めて登場したとき、ある新聞は「100万人から1人を識別する」と書いたほどだった。現在の鑑定技術なら、大げさな表現とは言えないが、当時の鑑定の精度からはとてもありえないことだ。しかし、DNA鑑定は過大に評価され、検察官、裁判官、時には弁護士ですらもその言葉の呪縛から逃れられなかった。そんななかで、冤罪を叫ぶ死刑囚の死刑が執行された。今、遺族と弁護団は「無辜の人間を国家が殺害した」と、死後の再審請求の準備を始めた。亡くなった久間さんの名誉を回復するために。◆番組では、犯人特定の証拠として有効視されてきた導入当時のDNA型鑑定法の欠陥をわかりやすく解説し、2つの事件から冤罪の構図に迫ってゆく。


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