テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

追悼 笑福亭仁鶴さん ~天国ってどんなんかなー~

番組ID
216970
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年08月28日(土)13:54~14:30
時間(分)
27
ジャンル
groups
芸能・バラエティー
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
毎日放送(MBS)
製作者
毎日放送(MBS)
制作社
毎日放送(MBS)
出演者
スタッフ
プロデューサー:松原謙介
概要
8月17日に84歳で亡くなった上方落語の重鎮・笑福亭仁鶴さん。MBSのライブラリーに残る貴重な映像とインタビューで故人を振り返る。笑福亭仁鶴さんは、日本の芸能史に大きな功績を残した。上方落語を全国に知らしめたパイオニアでもあり、「落語家タレントの先駆け」としても、あらゆる世代から愛され、国民的スターとして絶大な人気を集めた。番組では仁鶴さんの4年後輩にあたる六代目・桂文枝、仁鶴さんの筆頭弟子で上方落語協会会長の笑福亭仁智のインタビューとともに、MBSのライブラリーに残る貴重な映像で故人の在りし日を偲ぶ。桂文枝は「笑かしたるんやというパワーがあった。同じようにやっていたのでは、到底かなわないという思いはありました」と語り、仁智は「上方落語の噺家にも影響を及ぼして、次へもつなげたし、功績は計り知れない」とその死を惜しんだ。また、番組では4つのキーワード「落語家タレント」「劇場ネタ」「上方落語」「名ギャグ誕生の秘話」に分けて、国民的スターとして駆け抜けた仁鶴さんを振り返る。甦る笑福亭仁鶴さんの映像の数々、インタビューも含めて追悼する。

同じ年代の公開番組

tbc報道特別番組 海、さえぎる壁 ~被災地の巨大防潮堤~

東日本大震災の復興事業で宮城県の沿岸部に整備される「防潮堤」の総延長は232.8キロメートル。総事業費は7千億円を超える。震災発生から10年が経ち、計画通り防潮堤が整備され、海岸線にはコンクリートの“灰色”の景色が広がっている。防潮堤は、津波や高潮から街を守る大切な設備だ。しかし、海沿いで暮らす人たちからは違和感を訴える声が絶えない。南三陸町で漁師をする高橋源一さんは「塀の中にいるみたいだ」とため息交じりに語る。作業場から海はほとんど見えなくなり、港の様子がわからないため不安があるとも言う。また、各地の海岸を取材すると、背後に守るものが見当たらない荒れ地にまで巨大な防潮堤が建設された場所も見つかった。一方、住民が要望しながら防潮堤の建設が見送られた海岸も存在している。こうした中、復興計画の策定に携わった防災の専門家は、防潮堤があることによって逃げなくてもよいと考えてしまうのでは、と警鐘を鳴らす。さらに、防潮堤には一定の高さの津波を防ぐ効果がある一方、ひとたび越流すれば「射流」と呼ばれる現象により勢いを増す危険があることがわかった。果たしてその威力とは。巨額の復興予算を投じた「防潮堤」について課題を検証した。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
ノンフィクション北海道 無理しない ケガしない 明日も仕事 〜新根室プロレス物語〜

2020年9月、サムソン宮本がこの世を去った。根室市で生まれ、おもちゃ屋を営んでいた宮本は、2006年地元の仲間たちと「新根室プロレス」を旗揚げした。メンバーは、土建業、寿司職人、銀行員など様々で、中には心の病を抱えながら宮本に励まされて参加したメンバーもいた。地元の神社などで年数回開催される興行の合言葉は『無理しない ケガしない 明日も仕事』。アマチュアらしいゆるいファイトとエンターテイメント性を前面に押し出したパフォーマンスが特徴で、地道にファンを増やしていった。2017年、宮本がプロデュースした体長3mの巨大レスラー「アンドレザ・ジャイアントパンダ」がSNSで大人気となり、全国的な存在へと急成長した。ところがその矢先、病魔が宮本を襲う。10万人に3人とも言われる希少ガン・平滑筋肉腫と診断された。5年生存率が30%の難病だった。これ以上プロレスを続けることが難しいと判断した宮本は、新根室プロレスの活動に終止符を打った。そしてメンバーにメッセージを残してこの世を去る。宮本が残したものは何だったのか。今年9月に根室で行われた1周忌の追悼プロレスの様子も交え、愛するプロレスを通じて、日本の東端の街を活気づけた一人の男の軌跡を追う。2022年放送人グランプリ特別賞受賞。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組