NNNドキュメント’18 薫ちゃんへ。 認知症の妻へ 1975通のラブレター | テレビ番組 |
番組ID | 213713 |
---|---|
放送日 | 2018.10.29 |
分数 | 25 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | 南海放送(RNB) |
製作者 | 南海放送(RNB) |
制作社 | 南海放送(RNB) |
出演者 | 語り:屋良有作、ナレーター:永田亮子 |
スタッフ | 撮影:西原智恭、撮影:安庭慎也、音声:西原智恭、音声:安庭慎也、ミキサー:原田雅代、音響効果:増子彰、ディレクター:寺尾隆、プロデューサー:徳永賢悟 |
概要 | 瀬戸内海と宇和海に囲まれた半島の街、愛媛県伊方町。ここに、14年間認知症と向き合っている一組の夫婦がいる。金森一臣さん(67歳)と妻・薫さん(68歳)である。同級生の二人は中学年のとき、薫さんが一臣さんにラブレターを渡したことから交際をスタートさせ、21歳で結婚、以来46年、二人で歩んできた。二人の子供を育て上げた夫婦に異変が起きたのは薫さんが55歳のときだった。薫さんの物忘れがひどくなり、大学病院で「アルツハイマー型若年性認知症」との診断が下された。ゆっくりと症状は進み、今では過去の記憶を思い出すことはほとんどできない。それでも一臣さんの名前だけは憶えている。施設への入居を考えたこともあるが、現場を見て薫さんを預ける気にはどうしてもなれなかった。一臣さんは症状がさらにひどくなり始めた5年前からノートに二人の日々を綴り始めた。5年間毎日綴られた言葉は、薫さんへの愛に満ちている。食事の準備、身の回りのお世話、その大変な労力の中で、たとえ返事がなくても一臣さんは優しく笑い、語りかけ、一緒に歌を歌う。 |
受賞歴 | ギャラクシー賞(第56回奨励賞) |