南海放送ラジオ特別番組 瀬戸内海はゴミ箱じゃない ~拾いつづける男~ | ラジオ番組 |
番組ID | R23510 |
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放送日 | 2021.05.30 |
分数 | 36 |
ジャンル | ドキュメンタリー・録音構成 |
放送局 | 南海放送(RNB) |
製作者 | 南海放送(RNB) |
制作社 | 南海放送(RNB) |
出演者 | ナレーション:平野和子 |
スタッフ | プロデューサー:伊東英朗、取材:山本貴洋、構成:古茂田圭 |
概要 | 「穏やかで美しく豊かな海」と評される瀬戸内海。しかし、私たちには見えていなかった瀬戸内海の裏側があった。安価で便利で丈夫、20世紀の夢の発明品ともてはやされたプラスチック製品。一度作られると400年以上分解しないプラスチックは今なお増え続け、深刻な環境問題となっている。愛媛県八幡浜市で生まれ育った岩田功次さん(60歳)は2016年から本格的に漂着ゴミを拾いはじめ、瀬戸内海全域の調査で漂着ゴミの実態を浮き彫りにした。海側からしか見えない入江にプラスチックゴミが溜まり続けることに注目し、これまで500カ所以上のゴミスポットを発見した。しかし、このゴミスポットは陸からアクセスできず、船でしかたどり着けない。何十年もかけて層になったゴミの山はマムシやムカデの生息地でもあり、ゴミ拾いは命がけである。また、海洋ゴミの受け入れや処分方法は各市町村に任されていて対応はまちまち。苦労して拾っても受け入れてもらえない場合もある。プラスチックによる海洋汚染の深刻な現実と、これからの課題を浮き彫りにする。 |