「ここちよく」…町工場がつくるニッポンのスリッパ | ラジオ番組 |
番組ID | R23168 |
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放送日 | 2021.11.28 |
分数 | 55 |
ジャンル | ドキュメンタリー・録音構成 |
放送局 | 山形放送(YBC) |
製作者 | 山形放送(YBC) |
制作社 | 山形放送(YBC) |
出演者 | ナレーター:小坂憲央 |
スタッフ | プロデューサー:三浦重行、ディレクター:結城義則 |
概要 | 地場産業の灯を絶やすまいと、細く、長く、ひたむきに操業を続けるスリッパ工場とその周辺の人々の日々を追った15年間のドキュメント。◆山形県河北町はスリッパの生産日本一を誇る町。古くは草履作りが盛んだったが西洋風の生活様式が広まるにつれ、スリッパ作りへと変わっていった。その河北町でスリッパ工場を経営する河内秀夫さんは大正生まれの97歳。2年前までミシンを踏み、履き心地の良さにこだわったスリッパ作りに励んでいた。父から工場を引き継いだ娘のかづ子さん72歳は、安価な中国製品を脅威に感じている。加えて、大口取引先の倒産や同業者の廃業という“厳しい現実”にも直面した。かつて25社だった町内のスリッパ工場は、5社にまで減ってしまった。ところが最近、海外から注文が来るようになった。コロナ禍が世界に広まる中、室内でも靴を履く習慣がある国々などで清潔感を保つ「ルームシューズ」として日本製のスリッパが脚光を浴び、需要が伸びているのだという。 |