SBCラジオスペシャル Lost and Found ~家族と故郷を失った父と娘の10年~ | ラジオ番組 |
番組ID | R23398 |
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放送日 | 2021.04.19 |
分数 | 59 |
ジャンル | ドキュメンタリー・録音構成 |
放送局 | 信越放送(SBC) |
製作者 | 信越放送(SBC) |
制作社 | 信越放送(SBC) |
出演者 | ナレーション:萩原興洋、ナレーション:三島さやか |
スタッフ | プロデューサー:手塚孝典、取材:三島さやか、構成:三島さやか、編集:吉田真教 |
概要 | 東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故に伴い、福島県の自宅を離れなくてはならなくなった父と娘の10年間を、父の日記と娘の一人称で綴るドキュメンタリー。◆長野県白馬村に住む木村さん親子。もとは福島県大熊町に暮らしていたが、原発事故による放射能の影響を考え、長女とともに白馬村に移住した。木村さんは、震災後の津波で妻と父、そして次女の三人を失った。木村さんは片道6時間かけて白馬から大熊に通い、時間制限のある中、行方不明の次女を捜索。地震発生から5年9か月後の2016年12月、自宅近くで次女の遺骨を発見した。◆2018年、木村さんは白馬村から福島県いわき市に居を移し、自ら体験した苦しみを後世に伝えるための団体「大熊未来塾」を設立。スマートフォンを使った遠隔授業を行うなど、被災地から情報を発信している。そして2021年春、専門学校を卒業した長女は20歳となり、社会人として歩み始めようとしている。 |
受賞歴 | 芸術祭賞(第76回優秀賞)、日本民間放送連盟賞(2021年報道番組優秀)、ギャラクシー賞(第59回優秀賞) |