HTBノンフィクション 聞こえない声 アイヌ遺骨問題 もう一つの150年 | テレビ番組 |
番組ID | 213579 |
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放送日 | 2018.12.29 |
分数 | 54 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | 北海道テレビ放送(HTB) |
製作者 | 北海道テレビ放送(HTB) |
制作社 | 北海道テレビ放送(HTB)、アウンビジョン |
出演者 | ナレーション:秋辺マナ、ナレーション:佐藤良諭 |
スタッフ | タイトル:松田仁、EED:庄司好孝、MA:沢里憲壮、撮影:道下学、撮影:橋本孝幸、音響効果:佐々木堅司、取材:古川匡、取材:立田祥久、撮影:藤島保志、ディレクター:藤島保志、プロデューサー:沼田博光 |
概要 | 東京大学や北海道大学など国内12の大学に、日本の先住民族アイヌの遺骨が保管されている。国の調査で、その数はおよそ1600体に上ることが明らかになった。多くは明治から昭和にかけて人類学者がアイヌ墓地を掘りおこし、研究の名目で持ち去ったものと言われている。「先祖の遺骨を取り戻し、故郷で弔いたい」と道内各地のアイヌたちが声をあげ、遺骨返還運動が始まった。返還に応じない大学を相手に裁判が起こされ、和解が成立して故郷に返還されるケースも出てきた。なぜ裁判を起こしてまで遺骨の返還にこだわるのか。その声に真摯に耳を傾けたとき、アイヌ民族の先祖を敬う独特の死生観と、自然と一体となった世界観が見えてきた。さらに明治以降の意気盛んな北海道開拓物語とは別の、もう一つの150年史が浮かび上がってくる。長く続く差別の歴史に抗い、民族のあるべき姿を模索するアイヌの今を追った。 |
受賞歴 | ギャラクシー賞(第56回報道活動部門選奨(北海道とアイヌ民族 もう一つの150年)) |