緊急放流=逃げろ! ~誰が命を奪ったのか~ | ラジオ番組 |
番組ID | R22818 |
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放送日 | 2019.05.31 |
分数 | 42 |
ジャンル | ドキュメンタリー・録音構成 |
放送局 | 南海放送(RNB) |
製作者 | 南海放送(RNB) |
制作社 | 南海放送(RNB) |
出演者 | ナレーション:松岡忠宏、リポート:百合田彩 |
スタッフ | 企画:植田竜一、構成:植田竜一、取材:百合田彩 |
概要 | 2019年7月に発生した、野村ダムの緊急放流に伴う浸水被害を検証する。◆2019年7月5日から7日にかけて、愛媛県西予市にある野村ダム上流では記録的な豪雨が降り続いた。満水に近づいた野村ダムは7日午前6時20分、ダムに流入した水とほぼ同じ量の水を排出する「緊急放流」に踏み切った。最大で安全基準値の6倍もの水が放流された結果、下流の河川は氾濫した。西予市が地区の住民に避難指示を出したのは午前5時10分。緊急放流のわずか1時間10分前だった。緊急放流の2日前、野村ダムは「越流の恐れがあるので最悪の事態を想定してほしい」と西予市に伝えていたが、こうした命にかかわる情報は、住民に全く知らされることはなかった。「緊急放流から避難まで時間がなさすぎる」、「これは殺人だ」と、住民や遺族は怒りをあらわにした。大雨のためダムの緊急放送や西予市の避難指示の放送が聞こえなかった住民が多い上に、その内容も危機感が伝わるものではなかった。 |
受賞歴 | 日本民間放送連盟賞(第67回グランプリ、報道番組優秀) |