ドキュメント九州 走る まもる つなぐ ~加計呂麻バスの1日~ | テレビ番組 |
番組ID | 211714 |
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放送日 | 2016.06.20 |
分数 | 26 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | 鹿児島テレビ放送(KTS) |
製作者 | 鹿児島テレビ放送(KTS) |
制作社 | 鹿児島テレビ放送(KTS)、テレビ西日本(TNC) |
出演者 | ナレーター:山上真実 |
スタッフ | 撮影:笠井徹、音声:柿薗裕成、音声:鋪根亜衣里、編集:森英任、MA:新甫宙、タイトル:福岡悟、デザイン:黒崎佳奈、ディレクター:前田愛美、プロデューサー:瀬戸島正治、プロデューサー:槐島栄一 |
概要 | 鹿児島県本土から南へ450キロ、奄美大島の南に浮かぶ人口1300人の島、加計呂麻島。高齢化率およそ50%の島で暮らす人々の生活の足となっているのが加計呂麻バス。島内にたったひとつの公共交通機関である。バスは、島の玄関口である瀬相港を拠点にしている。フェリーから乗客が降りてくると、バスの乗務員がその荷物を運び、段差があれば手を貸している。乗務員たちの仕事は、単に運転をするだけに留まらない。早朝のフェリーで運ばれてくる新聞を集落に配ることから1日がスタート。昔は3日遅れで届いていた新聞も、バスのおかげでその日に読むことができるようになった。また、バスに乗らなくても、家の近くのバス停まで荷物を運び、手を上げたらバス停でない場所であっても乗せ、行きたい所で降ろしてくれる。島民の生活には欠かせない存在であるが、人口減少により苦しい経営が続いていると社長の林範孝さんは言う。しかし、補助金をもらいながらも、それを1円でも減らす努力を乗務員は惜しまない。明るい笑顔を絶やさず島を走り回っているバスを支えるのは、島民からの感謝の気持ちだった。地方のバスを通して、現代社会が忘れかけているぬくもりを伝える。 |