一歩ずつ 点字楽譜がくれたもの | ラジオ番組 |
番組ID | R21934 |
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放送日 | 2016.05.30 |
分数 | 40 |
ジャンル | ドキュメンタリー・録音構成 |
放送局 | 和歌山放送(WBS) |
製作者 | 和歌山放送(WBS) |
制作社 | 和歌山放送(WBS) |
出演者 | ナレーション:中川智美 |
スタッフ | 構成:花井穂高、演出:花井穂高、演出:古城ゆかり、制作:柘植義信、制作:花井穂高 |
概要 | ピアニストを目指す高校1年生の菅田利佳さんは視覚に障害があるが、幼いころから音楽に親しみ、小学3年生の時に「点字音符」と出会い、ピアノ演奏に本格的に取り組むようになった。また6年生の時に自ら作詞作曲して歌った「一歩ずつ」がわたぼうし音楽祭で大賞を受賞し、一躍注目を集めた。和歌山放送でも目の不自由な人へのチャリティキャンペーンの特別番組を通じて彼女の成長を追い続けてきた。中学時代は韓国への招待旅行で海外の人々とも交流し、語学への興味も持った。そして盲学校から普通科高校受験、その後の音楽大学への進学と、利佳さんはピアニストという夢に向けて一つずつ実現させている。視覚障害者のうち点字を使う人は約1割、その中で点字楽譜を用いてピアノ演奏しているのはごくわずかだという。その点字楽譜の制作はボランティアに頼るのが現状だ。常に前向きにピアノと向き合い、周囲への感謝も忘れない利佳さんの歩みを、明るい歌声とピアノ演奏と共に伝える。 |
受賞歴 | 日本民間放送連盟賞(第64回エンターテインメント番組優秀) |