隠ぺいバス ~名古屋市交通局の「闇」~ | テレビ番組 |
番組ID | 208447 |
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放送日 | 2013.12.23 |
分数 | 25 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | CBCテレビ |
製作者 | CBCテレビ |
制作社 | CBCテレビ |
出演者 | ナレーション:石井亮次 |
スタッフ | 撮影:馬場勇樹、音声:牧野敏則、音声:下野龍章、照明:伊藤博之、タイトル:樺嶋雅和、編集:後藤憲治、MA:澤田弘基、音響効果:今井志のぶ、ディレクター:木下大、プロデューサー:大園康志 |
概要 | 2011年8月に名古屋市営バスの事故隠しが発覚。その後、公文書の虚偽記載の疑いで愛知県警が交通局を家宅捜査した。交通局幹部は「慣例に従ったのがいけなかった」と言う。しかし、CBCが交通局職員数人へ行った内偵取材で得た証言から、交通局に長年にわたって横たわる「闇」の存在が明らかになった。◆不可解なことは、事故隠しだけではなかったのだ。運転手が受ける「助役選考試験」で、交通局の労働組合役員である運転手たちの合格率が100%という事実が判明。「たまたまだ」と幹部は言うが、一般の運転手の合格率は毎年30%どまり。何か手心が加えられていないか…。CBCがこの事実を指摘し報道すると、呼応するように、2013年6月の名古屋市議会で議員による追求も始まる。4758人が所属する巨大組織・名古屋市交通局が大きく揺らぎ始めた。◆名古屋市交通局の内部調査によると、事故隠しは実に25年以上に及び、この10年で少なくとも1989件もあった。情報公開請求制度を利用し、文書2万枚、CD-R20枚を入手。そこに記録されていた市バス運転手の運転時の実態は…。一日32万人が利用する「市民の足」に一体何が起きているのか。 |
受賞歴 | ギャラクシー賞(第51回報道活動部門奨励賞) |