MRO報道特別番組 伝えたい ~命をめぐる3つの物語~ | テレビ番組 |
番組ID | 206568 |
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放送日 | 2011.05.22 |
分数 | 47 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | 北陸放送(MRO) |
製作者 | 北陸放送(MRO) |
制作社 | 北陸放送(MRO)、メディアキャッツ |
出演者 | ナレーター:前原智子 |
スタッフ | 撮影:根来武一郎、撮影:林信裕、撮影:亀山義文、撮影:深田康夫、撮影:西田直人、撮影:栄田勇作、取材:東海瑞穂、構成:東海瑞穂、制作:八野田忍 |
概要 | 2010年、乳がんの手術をした吉田喜美子さん(62歳)。進行する病と闘いながら、清掃会社の教育係をしている。抗がん剤の苦しみと痛みに耐えながらも、受講生の前では「いつも笑顔が大事」と話し続ける。吉田さんの笑顔は、人を明るくする太陽のようだ。◆2010年春、18歳で亡くなった白潟翔弥君。母・美枝子さんは、死にたいと思うほどの悲しみの中から、再起しようと絵本を描くことを決心した。絵本を作る中で、多くの人が息子を支えてくれていたことに気付く。絵本のタイトルは「お母さん ぼく星になったよ」。息子は星になったけれど、人々の心の中に生きている。出会いの中で元気を取り戻していく美恵子さんの姿を描く。◆2001年、脳幹出血で全身マヒになった宮田俊也さん(44歳)。一生寝たきりと言われていたが、今、車椅子に乗る練習をしている。きっかけは、わずかな指の動きで画面に言葉を表示できる意思伝達装置だった。2010年には友人の協力を得て、著書「月がきれいだと僕はいえるぞ」を上梓。全身麻痺の自分の思いを伝えることで、人としての生きる喜びを取り戻すことができた宮田さん。多くの人にそれを伝えていきたいと意欲に燃えている。◆三者ともに再生へのきっかけとなったのは「伝えたい」という思いだった。彼らの苦難と向き合う姿から、生きるヒントを伝える。 |