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NNNドキュメント’12 3・11大震災シリーズ26 生かされた命 ~阪神・淡路から東日本へ~ テレビ番組
番組ID

206649
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放送日

2012.01.23

分数

25

ジャンル

ドキュメンタリー

放送局

讀賣テレビ放送/読売テレビ放送(YTV)

製作者

讀賣テレビ放送/読売テレビ放送(YTV)

制作社

讀賣テレビ放送/読売テレビ放送(YTV)

出演者

ナレーター:林マオ

スタッフ

題字:柿沼康二、撮影:松本貴勲、撮影:桑原俊明、撮影:大塚伸之、編集:加野理史、EED:甲斐慎治、音響効果:久保秀夫、MA:久保秀夫、ディレクター:辰壮一朗、プロデューサー:小島康裕、チーフプロデューサー:坂泰知

概要

2011年3月11日。未曾有の大震災。神戸にいた黒田裕子さんは、テレビの映像を見てすぐに現地へと向かった。自分に出来ることは被災した人を支えること。その思いは生かされた被災者の一人として、決して変わらぬ強い信念だった。◆阪神大震災当時、黒田さんは被災地・神戸の仮設住宅で「黄色いハンカチ活動」を提唱した。「きょう一日元気だったら黄色いハンカチを玄関に掲げる」…避難所から仮設住宅に移り住んだ被災者が孤独死していく現状を何とかしたいと始めたこの取り組みは、分断されたコミュニティの架け橋となり、多くの高齢者の命を救うことにつながった。◆それから17年。東日本大震災の被災地で目の当たりにしたものは、阪神の時と全く同じ課題であった。避難所での生活を終え仮設住宅へと入居する過程で地域が分断され、一人暮らしの高齢者が、孤独死の危険に直面しているのだ。◆同じ過ちを繰り返してはならない。黒田さんは毎週神戸から宮城に通い、ほかのボランティアのメンバーとともに被災者を見守り続けている。「これからどんなことが起こり得るか、だから何をしないといけないか、そういうことが予測できるので関わりを持たせてもらいたいんです」…彼女が見据えるのは、いま被災者が直面する問題だけでなく、長く険しいこれからの道程だ。「それでもなお、命のある限り、自分自身を大事にしてほしい」そう語る彼女の温かな眼差しが、今日も被災者に注がれている。

受賞歴

ギャラクシー賞(第49回報道活動部門選奨)


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