報道特別番組 神と原爆 ~浦上カトリック被爆者の55年~ | テレビ番組 |
番組ID | 007874 |
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放送日 | 2000.05.31 |
分数 | 64 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
放送局 | 長崎放送(NBC) |
製作者 | 長崎放送(NBC) |
制作社 | 長崎放送(NBC) |
スタッフ | 制作:大野陽一郎、演出:真島和博、撮影:長井節、構成:真島和博 |
概要 | 原爆をめぐる戦後の日米の政治的思惑と、怒りと祈りのはざまで揺れ続けたカトリック被爆者の半生を描く。◆1945年8月9日、原子爆弾が投下された長崎の浦上は、キリシタン迫害時代に多くの信者が殉教した、カトリックの聖地とも言える場所である。 原爆を宗教的にどう捉えるべきか思い悩む信者らの心を、被爆医師である永井隆の、原爆は「神の摂理」という考え方が救う。この考えは「長崎の鐘」の出版によって広まるが、そこにはアメリカの政治的思惑が隠されていた。生き残った信者は貧困と病に苦しみながらも、原爆は神から与えられた試練と受け止めて耐えるが、被爆者の医学的データはアメリカに送られ、戦後の核開発に利用されていた。そして天主堂再建にも政治的な影がちらつく。 |
受賞歴 | ギャラクシー賞(第38回選奨) |