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1987.11.16

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ドキュメンタリー

ＮＨＫ

ＮＨＫ

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語り：国井雅比古

制作：冨沢満、制作：北本功、撮影：矢内孝康、効果：織田晃之祐、編集：渡辺政男、技術：宮地明男、技術：工藤忠三、構成：七澤潔、構成：土谷雅幸、取材：小林和男、取材：山内聡彦、取材：橋本憲和

広島型原爆の５００倍の放射能を放出したチェルノブイリ事故から１年あまりを経た時点で、ヨーロッパ各国が直面している放射能汚染問題を取材した。最大の問題は土壌汚染から起こる食料の放射能汚染である。最大の汚染地帯、スウェーデン・ラップランドでは、トナカイの飼育で暮らす人々が深刻な影響を受けている。西ドイツ・バイエルンでは汚染された粉ミルクの処分をめぐって国内が揺れている。各国の住民が見えない汚染と戦う姿をとらえ、原子力発電の事故が多層的に長期にわたって人類に影響を与え続ける実態を明らかにする。