テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

録音風物誌 語り継ぐ夏 ~すみてる少年の8月9日~

番組ID
R25177
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2023年09月03日(日)06:30~06:40
時間(分)
10
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
長崎放送(NBC)
製作者
長崎放送(NBC)
制作社
長崎放送(NBC)
出演者
朗読:斉藤絹子、ナレーション:村山仁志
スタッフ
原作:舘林愛、音楽:重松壮一郎、企画:中島千夏、構成:中島千夏、ミキサー:久保田麻智子
概要
1945年8月9日11時2分。長崎に投下された一発の原子爆弾により、町は一瞬にして焦土と化した。その年の12月までの死者は7万3884人、負傷者は7万4909人。奇跡的に生き延びた被爆者の中には、生涯、原爆の後遺症に苦しみ続けた人もいる。背中一面に火傷を負い、「赤い背中の少年」と呼ばれた谷口稜曄(すみてる)さんもその一人だ。床ずれで胸はえぐり取られたようになり、皮膚呼吸のできなくなった体で被爆の悲惨さを語り続け、2017年8月、核兵器禁止条約の採択を見届け88歳の生涯を閉じた。78年前のあの日、谷口さんはどうやって生き延びたのか。谷口さんの半生を描いた絵本「生きているかぎり語りつづける」(舘林愛 著)の朗読を通して伝える。

同じ年代の公開番組

ディープな宇宙をつまみぐい スウィング・バイ!〔1〕

日本の宇宙分野の中枢を担うJAXA(宇宙航空研究開発機構)の全面協力のもと、日々宇宙を仕事とし、宇宙について考え、開発に没頭している“宇宙大好き人間”が、研究内容や将来の夢について熱いトークを繰り広げる番組。パーソナリティーもゲストもJAXA職員。よくある“わかりやすい宇宙の話”ではなく、深夜の放送時間帯にふさわしい“ディープな”宇宙の話を届ける。2015年、2019年の放送に続く第3シリーズの「スウィング・バイ」には、惑星の重力を使って加速する宇宙機のように、勢いのある宇宙の技術を深掘りする、という意味が込められている。(2023年10月5日~12月28日放送)◆第1回の前半「宇宙、ディープ&ディープ」のコーナーでは、宇宙用電子部品「原子スイッチ・FPGA(集積回路)」についてJAXAの研究開発部門の担当者に話を聞く。この集積回路は安価で消費電力が少なく、放射線に強いのが特徴だという。後半は、専門用語の意味や使い方を紹介する「宇宙どっちどっち」のコーナー。今回は『システム』という単語を取り上げる。


school教育・教養radioラジオ番組
エフエム群馬スペシャルプログラム Music Heritage 音楽遺産2023

2023年、時代を牽引してきたアーティスト達の訃報が続いた。番組では、世界のポップミュージック史上に大きな足跡を残してきたアーティストを「音楽遺産」として登録し、その偉業を振り返る。2023年に亡くなった音楽家たちを音楽ジャンルごとに「遺産群」としてカテゴリー分けし、あらかじめ番組が選定した3つの登録基準(1.独創性、2.生涯に獲得した音楽賞の数とセールス、3.後世への影響)の1つ以上に該当する音楽家を音楽遺産として認定していく。前半に紹介するのは『ロック遺産群・洋楽編』ジェフ・ベック、ロビー・ロバートソン(ザ・バンド)、デビッド・クロスビー(クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング)、ボビー・コールドウェル、シェイン・マガウアン(ザ・ポーグス)。『リズム&ブルース、ヒップ・ホップ遺産群』ティナ・ターナー、『ジャズ遺産群』ウェイン・ショーター。後半に紹介するのは『ワールドミュージック遺産群』アストラッド・ジルベルト(ゲッツ&ジルベルト)。『ポップ遺産群・洋楽編』バート・バカラック。『同・邦楽編』谷村新司、大橋純子、KAN。『ロック遺産群・邦楽編』坂本龍一、高橋幸宏、櫻井敦司(BUCK-TICK)、チバユウスケ(ザ・ミッシェル・ガン・エレファント)。


music_note音楽radioラジオ番組
サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー

東日本大震災から12年目の3月11日、サンドウィッチマンのいつもの生放送は東京・有楽町のスタジオではなく宮城・気仙沼の安波山からの放送となった。ここは2人が震災当日、気仙沼でのロケ中に揺れに見舞われた後、避難してきた高台である。以来、毎年2人は震災のその時間、ここで黙とうをするために訪れている。大切な方を亡くした人にとってはその十三回忌に当たる日。東京のニッポン放送からアシスタントの東島アナウンサー共々中継車を出し、この場所からいつもの生放送を行った。地元東北放送でサンドウィッチマンと番組を担当している熊谷アナウンサーも参加し、この宮城・気仙沼の空気を伝えた。レギュラー番組なのでもちろん、レギュラーコーナーもこの場所から届ける。震災の時に聞いたラジオの感想として「いつもの声が聞こえてくる安心感」、「いつもの声で伝えられる信頼感」が何度か挙げられ、ラジオのメリットが再確認されたが、特別な日でもいつもの生番組を送るという意味は大きい。震災の時にも活躍した東北放送パーソナリティの藤沢さんとも電話をつなぎ、改めてラジオの力を伝える。番組は午後2時46分の時刻に向かって進行していく。毎年、ここから追悼の気持ちを祈る親子にもマイクを向け様々な思いを伝えると共に、生放送中にこの時間をリスナーと一緒に迎えた。


groups芸能・バラエティーcinematic_blurドキュメンタリー・録音構成adaptive_audio_micトーク・ワイドショーradioラジオ番組