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ラジオ番組

全米トップ40スペシャル ~一語一会~

番組ID
R24232
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2023年01月01日(日)13:00~15:00
時間(分)
117
ジャンル
music_note音楽
放送局
アール・エフ・ラジオ日本(JORF)
製作者
アール・エフ・ラジオ日本(JORF)
制作社
アール・エフ・ラジオ日本(JORF)
出演者
スタッフ
制作:平石ひとみ、制作:大高英慈、演出:大高英慈、構成:大高英慈
概要
ラジオ日本で1972年10月第2週から1986年9月最終週まで放送していた『全米トップ40』は、今も多くの洋楽ファンから愛され続けている。放送期間中にエントリーした曲の中から、リスナー代表、音楽業界の代表が、『タイトルが単語1語』の曲を選び、その曲の想い出やエピソードと共に楽曲を紹介するスペシャル・プログラム。特別ゲストは音楽評論家の湯川れい子。進行はディスクジョッキーの矢口清治。◆多くの応募者の中から選ばれたリスナー代表8人がZoomで参加。スタジオの湯川とのリモート対面に感激してPC越しに手を振った。「母が好きだったので70年代、80年代の洋楽に目覚めた」という平成生まれの男性は、この時代の音楽を“20世紀の音楽”と呼ぶ。また、「演歌しか聞かなかった亡き父が、この曲にだけは反応した」と想い出を携えて参加する人も。湯川自身は「私の作詞に影響を与えてくれた」という、とっておきの1曲を定番の“対訳”とともに披露する。

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音を拾って ~僕らの演奏海~

名古屋を中心にライブ活動を続けるアート集団「ゴミンゾク」。彼らが奏でる楽器はすべて海洋ゴミから作られている。例えば、ペットボトルのキャップと漂着したブイ、釣り糸を使った「プラチックギター」、魚をイメージした馬頭琴ならぬ「魚頭琴(ぎょとうきん)」など、ネーミングもユニークだ。すべての楽器製作を手掛けるのはリーダーの大表史明さん。独学で作られた楽器から生み出される音は、ゴミ由来とわからないほど本格的である。大表さんが海洋ゴミを使った楽器作りに携わるきっかけは、環境保護団体「サンクチュアリNPO」で活動していた佐々木善之さんの存在だった。佐々木さんは2001年から静岡県浜松市の海岸で海洋ゴミの回収を続けている。佐々木さんによるとゴミの量は右肩上がり。鳥類や絶滅危惧種のアカウミガメなどに深刻な被害をもたらしている。佐々木さんは「地域を汚すと人の生活も身体も汚れる。この問題を他人事にせず、自分たちの生活から改善していくことの重要性を伝えたい」と語る。番組では海洋ゴミから楽器を作り出す際のエピソード、楽器たちが生み出す音色、大表さんらゴミンゾクのメンバーや佐々木さんのインタビュー、ゴミンゾクの演奏もオンエア。ゆったりとして澄みきった音の数々に耳を傾けながら、少しでも海に想いを馳せ、日ごろの暮らしを見つめなおす。


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