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ラジオ番組

J-POP TALKIN’ プレゼンツ PANTA追悼スペシャル

番組ID
R24228
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2023年08月10日(木)22:00~23:30
時間(分)
90
ジャンル
music_note
音楽
放送局
FM NACK5
製作者
FM NACK5
制作社
FM NACK5
出演者
PANTA田家秀樹、ナレーション:西村文江
スタッフ
制作:谷朝美、構成:田家秀樹
概要
2023年7月7日10時44分、PANTA(本名:中村治雄)さんは肺がんによる呼吸不全と心不全のため永眠した。享年73。1969年に結成されたロックバンド「頭脳警察」のメンバーであったPANTAさんの長年の功績と、FM NACK5に対する尽力に対し心から感謝するとともに深く哀悼の意を表して放送された特別番組。長く交流があった田家秀樹さんをパーソナリティーに、頭脳警察とPANTAさんが日本のロックシーンに与えた影響などを語る。「J-POP TALKIN’」(2019年9月14日、21日放送)のインタビュー再編集と、PANTAさんが出演した特別番組「命の船 病院船氷川丸」(2007年5月27日放送)の再放送も組み込んでいる。

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THE INTERVIEW ~戦後78年 東京大空襲を語る 藤間宏夫~

東京大空襲は太平洋戦争末期に、アメリカによって行われた東京都区部に対する大量無差別の空爆作戦。東京は100回を超える空襲を受け、特に1945年3月10日の夜間空襲は大規模のものとなり、この日だけで9万5千人を超える方が亡くなった。沖縄、広島、長崎とならぶ大戦災となった。藤間宏夫さん(85歳)は、東京大空襲・戦災資料センターを中心に、自身の体験を語り講演も行っている。日本橋に暮らしていた藤間さん(当時6歳)が、国民学校初等科入学を待ちわびていたその時、爆撃機B29が約300機も襲来し、大量の焼夷弾を投下。日本家屋を燃やし尽くして下町は焦土化、どこに逃げても火が回っていた。藤間さんは母親と弟と3人で火の海を彷徨い、火傷を負いながら逃げ続けた。翌朝、眼前に飛び込んできたのは燃やし尽くされた町と真っ黒な遺体。その後疎開先の静岡県牧之原でも空襲に遭い、生きていくのがやっとだった。8月15日、玉音放送を聞き怒りを覚えた。何のための誰のための戦争だったのか。藤間さんが空襲体験を語り始めたのは78歳の時だ。戦争を知らない人たちが増えていく中、事実を知らないがために平和を手放してしまう危険が迫っていることを感じ、自身に「事実を伝える責任」があることを受け入れた。次の世代に戦争のない平和な世界を残していかなければならないと強い思いが溢れた。


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