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ニュース映画

毎日世界ニュース 399 苦悩する石炭界

番組ID
N00743
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1959年04月01日(水)
時間(秒)
174
カテゴリ
科学・技術・産業
概要
電力やディーゼルなど新しい動力の普及によって、著しい需要を減じた石炭界は、いまかつてない不況に直面している。福岡県の国鉄志免鉱業所では民間払下げ問題をめぐって、1959年3月27日24時間ストに突入、山を挙げて家族ぐるみの闘争となった。一方福島県の常盤地方では中小鉱山の閉鎖が相次ぎ、九州の筑豊地方からは失業した炭鉱夫たちが、災害地伊豆の復旧工事に集団移住して来たが、受入れ体制のひどさに幻滅の悲哀を感じ、途方にくれる有様である。一方三井鉱山では20億円の赤字を抱え、6千名の人員整理案をめぐって労使双方が深刻な対立を続けている。かつて日本一と云われた三井鉱山まで、押し寄せる不況の波に大きく揺さぶられようとしている石炭界今日の表情である。

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毎日世界ニュース 429 スポーツの秋なれど

野球ファン待望の1959年プロ野球日本選手権シリーズ、南海対巨人の第1戦が10月24日大阪球場で行なわれた。南海は1回裏ランナー2、3塁のチャンス。巨人の投手は義原武敏、杉山光平打ってセカンドゴロ、土屋正孝のバックホームが遅れ、3塁から森下正夫がホームインして先制の1点をあげた。この回南海は野村克也のヒットなどで3点を追加。義原投手に代わって、今シーズン301勝の日本タイ記録をたてた別所毅彦投手が登場したが、寺田陽介がライト前にヒットして、この回一挙5点をあげた。試合は最終回。ランナーを2、3塁において巨人の反撃、南海の投手祓川正敏から土屋が左中間に大2塁打して2者ホームイン。続いて長嶋茂雄もレフトに2塁打してこの回4点を返し、3点差まで追いあげたが、結局10対7で南海が1勝をあげた。一方、26都府県の議員さんの野球大会の接待に、200万円におよぶ血税を使った東京都の税金の行方が問題となっている。東京のある高校では聖火リレーで始まる運動会で、若人の意気を天高く燃やそうという趣向。1959年10月25日、不人気を伝えられた第14回秋の国民体育大会は、小中高校生まで動員して、どうにか国立競技場を埋めて開会式が行なわれた。全国から16000名にのぼる選手が参加して、華やかな入場行進。水害のため愛知、三重、岐阜3県は欠場し役員だけが行進。続いて聖火が入場して大会気分は最高潮。ともかくも開会式だけは盛り立てようと、夕暮れまで数々の祭典の行事が繰り広げられた。翌26日から6日間にわたって競技が行なわれたが、開会式とうって変わりスタンドはがら空き。この立派な競技場に、5年後は東京オリンピック大会を迎えようとしている折りからこの有様では、日本のスポーツ界の先が思いやられる。


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毎日世界ニュース 414 あばかれた山岸会

三重県伊賀町の山岸会春日山農場では、ニワトリの飼育講習会と称して多くの会員を集めているが、その実は世界急進Z革命という世にも不思議な旗印をかかげ、いやがる受講者を監禁暴行するという事実が明るみに出た。1959年7月7日、一週間の講習会を終った26名の受講者たちは、プラカードを掲げたXマンたちに囲まれて、歌をうたいながら山を降りたが、中には途中で逃げ出したり精神状態がおかしくなる人まで出る大変な講習会だった。7月10日、三重県警察本部と上野署は200名の警官隊を動員して同会に手入れを行ない、不法監禁脅迫の容疑で幹部8人を検挙したが、調べによると山岸会は破産寸前にあり、その穴埋めに講習会の名で会員から財産を召し上げようとしたものと言われている。さらに、翌11日には2人の会員が反主流派幹部を刺殺して逃亡するという事件も起こり、山狩り騒ぎという奇々怪々な内紛までさらけ出した。おかげで日光で開かれるはずの関東地区講習会はさっぱり振るわず、ニワトリだけでなく人間からも金の卵を産ませようとしたZ革命の夢は、どうやらはかなく消え去ったようである。


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