テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

videocam
ニュース映画

毎日世界ニュース 408 花火工場の爆発

番組ID
N00782
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1959年06月03日(水)
時間(秒)
99
カテゴリ
地域
概要
1959年5月29日午後2時過ぎ、長野県飯田市近郊上郷村の内山花火工場が突然大音響と共に爆発、死者7名重軽傷者194名という大惨事となった。花火工場の爆発事故は年毎に増え、ここ5年間だけでも既に300件、死者は90名にものぼっている。一瞬にして肉親を失った遺族は、ただ泣き崩れるばかりだ。爆風によって付近の民家は惨憺たる有様だ。爆風は現場から100m離れた浜井場小学校にも及び、飛び散った窓ガラスの破片で授業中の生徒が負傷。ひん曲った柱や壁が当時の物凄さを物語っている。なかでも校庭で体操中の6年生女子は、爆風で即死するというあまりにも痛ましい犠牲だった。民家の密集地帯に野放しにされている花火工場に対し、厳しい取締りが望まれている。

同じ年代の公開番組

毎日世界ニュース 418 松川事件裁判やり直し

昭和24年(1949年)8月17日午前3時9分、東北線上り旅客列車が突然脱線転覆。乗務員3名を死亡させた松川事件も、あれから丁度10年。1959年8月10日は最高裁の判決の日。無罪要求の行進が被告たちを先頭に続々と東京に入って来る。この日最高裁は異例の警戒ぶり、乗り込んで来た右翼が押し返され、一方では労働組合員たちも警官に阻止されて近づけず、遠くで公正裁判を要求。こうした騒ぎをよそに午前9時過ぎ、南門から傍聴人が静かに入廷。そのあと被告が続いて入る。やがて田中耕太郎最高裁長官も出廷して、午前10時3分、松川事件上告審の判決が下された。「原判決を破棄し、本件を仙台高裁に差し戻す」。裁判はまったくのやり直し。長い間ペンで共に闘ってきた作家広津和郎氏の感慨はひとしお。2審で死刑だった被告は「無罪でないのが残念だ」ともらせば、田中長官は「良心に従う裁判とは、どちらにも気兼ねなしにすることだ」と語る。しかし、さすがに10年ぶりに取り戻した被告たちの喜びは大きく、「松川公判を聞く会」に集まった数千人の労働組合員から、家族と共に祝福を受ける。無罪への明るい見通しに、歓呼の声は夜の街にいつまでもこだました。


videocamニュース映画

Copyright Broadcast Programming Center of Japan.