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テレビ番組

ほっとネットとうほく おらがだ、時給125円 ご近所さんの移動販売車

番組ID
217690
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放送日時
2022年11月03日(木)15:45~16:40
時間(分)
47
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
秋田朝日放送(AAB)
製作者
秋田朝日放送(AAB)
制作社
秋田朝日放送(AAB)、トラストネットワーク
出演者
ナレーター:新岡智昭
スタッフ
撮影:佐藤見、音声:新岡智昭、編集:新岡智昭、タイトル:安西有希子、MA:佐藤匠、プロデューサー:千田まゆこ
概要
秋田県南部の豪雪地帯、旧・南外村(なんがいむら)。村で唯一のスーパーは9年前になくなった。市街地までは車で30分、バスは2時間に1本、日常生活を送ることすら困難な村だった。「だったら、俺たちで何とかしてみようじゃないか」と村の有志がNPO法人を立ち上げ、3年前の2019年に住民が運営するスーパーをオープンした。一昨年12月からは、秋田県で初めて、住民が運営する移動販売車も始めた。4時間働いて、報酬は500円、時給換算で125円だ。ボランティア精神で車を走らせている。販売員もお客さんもご近所さん。車の周りには、いつも温かい雰囲気が漂う。互いに助け合いながら生きる人たちの姿を追い、地方のあしたを考える。

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映像’22 研究者法廷に立つ 特許の対価を問う理由

がんの免疫治療薬「オプジーボ」。薬の原理となる物質を発見したのは2018年にノーベル医学生理学賞を受賞した京都大学の本庶佑特別教授だ。本庶さんは受賞から1年半後、共同研究のパートナー小野薬品に賠償額226億円(当時)を求め訴えを起こした。そして2021年11月、裁判所の強い勧めもあり本庶さんと小野薬品の和解が成立。番組では研究者、企業、そして裁判所三者の協議の真相を紐解く。◆2014年「オプジーボ」の特許権をめぐり小野薬品と米企業で展開された国際裁判に、本庶さんは小野薬品側の証人として出廷。裁判は和解的勝利となり、巨額のロイヤリティが小野薬品に入ることになった。2020年、本庶さんは国際裁判の和解で得た収入を大学の研究者にも還元せよと求めたが、小野薬品はリスクの高い新薬の開発に巨額の資金が必要であり、追加の支払いには応じられないと主張した。2021年9月に行われた双方の尋問では上場企業のトップとノーベル賞受賞者が時に激しく攻撃し合う場面も見られた。それから約2か月、裁判は裁判所の強い勧めもあり和解に至る。小野薬品は本庶さんに50億円を支払い、京都大学に設立された基金に230億円寄付するという内容だった。


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