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テレビ番組

WATCH 沖縄に生きて ~91歳の被爆者と「基地の島」~

番組ID
217649
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放送日時
2023年07月02日(日)00:55~01:35
時間(分)
35
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
広島テレビ放送(HTV)
製作者
広島テレビ放送(HTV)
制作社
広島テレビ放送(HTV)
出演者
ナレーター:宮脇靖知
スタッフ
撮影:津堅厚一、編集:津堅厚一、MA:田中佑弥、デザイン:堀明未、ディレクター:村上達也、プロデューサー:道閑慎一
概要
沖縄で暮らす91歳の被爆者・雛世志子さんは、13歳のとき原爆投下直後の広島市街地に入り、被爆。終戦から5年後、働き口を求め、姉と2人で沖縄へ向かった。戦後しばらくの間、沖縄には雛さんのような被爆者はいないとされてきた。さらに悲惨な地上戦を経験した沖縄では、被爆体験やその証言に耳を傾ける人は少なかった。それでも雛さんは自らの体験を語り続けている。一方、現在の沖縄には日本にあるアメリカ軍専用施設の7割が集中する。そんな「基地の島」には返還前の1960年代、約1,300発の核ミサイルが密かに配備され、アジア最大の核基地であったことが近年明らかになってきた。番組では、現在リゾートホテルが建ち並ぶ恩納村に残されているかつての核ミサイル基地も取材した。今もなお国防の最前線に立たされ続ける「基地の島」で、そのあり方を問う。

同じ年代の公開番組

アイ アム アトミックボム サバイバー ~小倉桂子が伝え続ける理由~(英語字幕版)

8歳のときに爆心地から2.4キロで被爆した小倉桂子さんは、英語で被爆証言する貴重な語り部だ。桂子さんの夫・馨さんは、アメリカで生まれた日系2世で、原爆資料館の館長を務めるなど、平和行政に心血を注いだが、57歳の若さで突然この世を去った。桂子さんはその後、夫を訪ねてきた外国人の通訳を務めるようになり、意図せず、被爆者の通訳をするようになる。それでも被爆の惨状を目の当たりにし、トラウマを抱えていた桂子さんは自らの体験を語ることはなかった。しかし、あるきっかけで伝えていくようになる。番組では、2021年3月からの桂子さんの2年半に密着。83歳にしてウェブ発信をしていく姿や、被爆証言をするためにアメリカに行く姿など、精力的に活動する様子を追いかけた。また、ロシアによるウクライナ侵攻が起きる中、その犠牲者たちに寄り添う姿も伝える。さらに、2023年5月の「G7広島サミット」で各国首脳に被爆証言する裏側にも迫った。コロナ禍の2年半に桂子さんは何を思い、何を伝えてきたのか、平和の種を蒔く姿を伝える。(英語字幕版)◆英語タイトル“I am an Atomic Bomb Survivor ―Why Keiko Ogura continues to tell her story―”


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