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テレビ番組

ザ・ノンフィクション スマホとホームレス 無料Wi-Fiに集う若者たち

番組ID
217416
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放送日時
2021年12月12日(日)14:00~14:55
時間(分)
45
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
フジテレビジョン(CX)
製作者
フジテレビジョン(CX)
制作社
フジテレビジョン(CX)、ネツゲン
出演者
語り:芳根京子
スタッフ
構成:田代裕、編集:大山幸樹、音響効果:増子彰、撮影:松浦祥子、EED:鎌田裕樹、MA:東口智大、デスク:伊藤ひろみ、広報:小穴浩司、テーマ曲:竹原ピストル、ディレクター:真壁優仁、演出:石飛篤史、プロデューサー:神野敬久、チーフプロデューサー:西村陽次郎
概要
都内の公園、生活困窮者のための炊き出し会場に「無料Wi-Fi使えます」「スマホ充電できます」という看板が掲げられている。そこに職や家を失ったホームレスの若者たちがスマホを手に続々と集まってくる。電話料金が払えず、使えなくなったスマホでも、無料Wi-Fiを利用すれば、炊き出し場所の検索、安価なネットカフェの予約、支援相談窓口への相談ができる。まさに彼らにとってスマホは、生きていく上での“最後の命綱”なのだ。だから、今日も彼らは、無料Wi-Fiスポットを求めて都会の街をさまよう。都内で生活困窮者の支援を行っている佐々木大志郎さん(42歳)の元には、毎日のように困窮した若者たちからSOSが舞い込む。仕事を失い離婚、3歳の一人娘に会いたい思いを抱えながら行き場を失い苦悩する30代の男性、順風満帆だった生活からコロナ禍で解雇され、ホームレスとなった元イタリアンの料理人、家族との断絶に悩みながら、貧困から抜け出そうともがくトランスジェンダーの男性。スマホと無料Wi-Fiが命を繋ぐ、現代の貧困の風景を追った。

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ドキュメントy デルタの記憶 ―基地の街のきみたちへ―

朝鮮戦争下に、米軍岩国基地近くの中学校で綴られた5冊の文集が見つかった。そこには生徒たちが日々の暮らしを題材にした250篇ほどの詩と作文が寄せられていた。「積み上げられたバクダン」、「疾走する軍用ジープ」、「夜の街に立つパンパン」、「空襲に備えた訓練」…。そこには生々しい基地の街の現実が描かれていた。山口県岩国市立川下中学校は川に挟まれた三角州(デルタ)の中にある。文集はこの土地にちなんで『デルタ』と付けられた。通学路の向こうには金網を隔てて広大な基地が広がっている。三角州の大部分はいまも米軍基地だ。『デルタ』が作られたのは終戦から7年後の日本が主権回復をした年。そして朝鮮戦争の真っただ中だった。学校には空襲で家族を亡くした生徒や、朝鮮半島からの引き上げ者もいた。『デルタ』には基地から飛び立っていく爆撃機を見て、空爆を受ける朝鮮の人たちの辛苦に思いをはせた作品がある。一方で、戦後の貧しさの中で家計の支えとなる基地の仕事への感謝を記した者もいた。子どもたちはそれぞれの立場から、基地や暮らし、街の将来を考えていた。『デルタ』には「みなさんはどう思いますか」と教師が生徒に投げかけた言葉も残されている。生徒の証言からも、当時の教室には基地について自由に話し合う生徒と教師の姿があったことがわかる。「教育の中立」を掲げる国の指導で、学校で基地の話題はタブーとなり、『デルタ』はその後作成されることはなかった。それから70年、米軍岩国基地は拡張工事や軍用機の移駐を経て、極東最大級の規模にまで肥大化した。岩国では今、国が巨額の予算が投じ、米軍と住民との共存・融和策が進められている。私たちはかつての子どもたちのように、ちゃんと基地と向き合っているだろうか。基地を抱える街のありようを真剣に考えているだろうか。


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