テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

畳破り

番組ID
216102
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2020年05月19日(火)00:55~01:49
時間(分)
50
ジャンル
school
教育・教養
放送局
長崎放送(NBC)
製作者
長崎放送(NBC)
制作社
長崎放送(NBC)
出演者
ナレーション:平松誠四郎
スタッフ
歌:イトウ・キネン・シンガーズ、タイトル:中原景雲、MA:真浦誠吾、美術:蒲池裕、美術:山口正記、美術:松永舞利菜、美術:増田香澄、ドローン撮影:長征彌、ドローン撮影:浦裕樹、撮影:伊達木博史、撮影:加藤宏幸、撮影:岩崎健太郎、撮影:永石均、撮影:添田ひとみ、撮影:下田美依子、撮影:栗原賢弘、撮影:深江成芸、編集:今村敏和、ディレクター:古川惠子、プロデューサー:斉藤礼子
概要
長崎県諫早市白浜町にある「楠公神社」で、毎年1月に行われる新春の例大祭「楠公祭・畳破り」。この楠公神社の祭神は「楠木正成・正行親子」で、「畳破り」はその楠木正成が鎌倉幕府軍の大群を相手に、大阪の地で戦った「千早城の戦い」を再現したといわれている。祭りでは、幕府軍となった男たちが上半身裸となり、境内を駆け上がる。一方、楠木軍となった町民は、神殿の入り口に畳を立て、迎え討つ。神殿の入り口を守る畳が倒されると、今度は敵味方入り乱れて畳を破り始め、最後にはそのわらで体をこすり合い、無病息災を祈る。その後執り行われるのは「弓取り」という神事。宮司や子どもたちが射た矢を男たちが奪い合う。射られた矢は縁起が良いとされる。番組では、白浜町の干拓の歴史や祭の歴史とともに、町民たちの思いを紹介する。

同じ年代の公開番組

世界遺産〔1132〕 放送25周年スペシャル アルダブラ環礁Ⅰ セーシェル共和国

4つの島がリング状に連なるアルダブラ環礁。アフリカ大陸から600km以上離れた孤島のため、独自の生態系が手つかずのまま残されている。この世界で最もたどり着くのが困難な世界遺産とも言われる環礁は、その生態系の豊かさから1982年に世界遺産に登録された。民放としては初取材となるアルダブラ環礁を、放送25年スペシャルとして2週にわたって送る。◆前編。アルダブラ環礁は、手つかずの自然を保護するため、研究者以外人は住んでいない。リング状の島々の内側には独特な海の世界が広がる。陸地の周辺部にはマングローブ林が広がり、浅瀬には奇妙な形のサンゴ、下がくびれたマッシュルームロックという奇岩も姿を見せる。4つの島から成るこの環礁は、かつて海底の火山活動によって生まれた島の周りにサンゴ礁ができ、その後サンゴ礁だけが残り、今の形になった。島と島の間にある自然の水路からは、干満の力により時おり「白い水」が外海に流れ出る。白い水の正体はリングの内側に生きる生き物たちが生み出す有機物である。


school教育・教養cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
情熱大陸 3DCGアーティスト TELYUKA

2017年、大手出版社主催の女性オーディションの特別賞を受賞した、謎の女子高生「Saya」。その可愛らしいルックスと肌の透明感でたちまち話題となったが、何より人々を驚かせたのは、彼女が実在する人間ではなく、3DCGだったということだ。この「Saya」を作り出したのが、テルとユカという夫婦による3DCGアーティストユニット「TELYUKA」だ。CGやロボットが人間の姿に近づけば近づくほど、人はその見た目や存在に強い嫌悪感を抱いてしまうという、“不気味の谷”と呼ばれる現象がある。Sayaはその“谷”を初めて越えたと言われている。彼らは、実在の人物を3Dスキャンして作り上げるという一般的な手法ではなく、ペイントソフトなどを使い、長い時間を掛けて手描きでSayaを作り上げた。しかし、制作に着手してから6年が経つ今も、2人の理想には到達していないという。「Sayaが人と機械の架け橋になってくれたら」と願う2人が、今、実現させようとしているものが、彼女が社会に入っていくために必要な「声」だった。番組では、その「声」をSayaに実装するまでを取材し、現実空間の中で活動するSayaの新作ムービーを世界で初めて公開する。3DCG技術の最先端、さらに、その執念の表現力に迫る。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
日本のチカラ ひとりじゃない ~ママがゆく!復興への道~

2019年10月、台風19号で長野市では千曲川の堤防が決壊。3800棟の住宅が浸水し、6000人余りが避難生活を余儀なくされた。堤防が決壊した長沼地区に住む田中恵子さん(42歳)は、夫と小学生の子ども2人の4人家族。災害から1か月半、避難所から全壊した自宅へ戻ってきた。壁や床はむき出しの状態。1階にあったものはすべて流され、テーブルや棚は段ボールでまかなっている。ほかの地域に移り住む人も多くいるなか、田中家は愛着のある地域、我が家での生活再開を決めた。同じころ、恵子さんは避難所で出会った仲間と支援団体「HEARTY DECO」を立ち上げる。仲間と家賃を出し合ってアパートを借りてからは、クリスマスパーティなどのイベントも企画。新型コロナウイルスの影響で閉鎖している間は、お弁当を配りながら玄関先で話を聞いてまわった。災害からまもなく1年。災害について「失ったものは大きいけど、得たものも多かった」と振り返る恵子さん。恵子さんが「得た」ものとはなにか。家族との一コマやボランティアでの活動を通して、恵子さんの復興に向けた歩みを追った。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
情熱大陸 感染管理専門家 坂本史衣

2020年4月7日、安倍首相は新型コロナウイルスの急速な感染拡大を食い止めるために、緊急事態宣言を発表した。この重大な局面に、医療現場では患者の命を救うため、あらゆる手段を講じられていた。東京の聖路加国際病院も、その現場の一つ。ウイルス感染で最も防がなければならないのが「院内感染」だ。ひとたび院内感染が発生すれば、すべての医療の機能を崩壊させ、患者と医療従事者の命が危険にさらされる。「院内感染だけは絶対に防ぐ」と、病院の感染管理を一手に任されている女性が坂本史衣(51歳)である。坂本は病院の感染管理対策を20年近く行なってきた。目下、感染者が入院した時にどうすれば院内感染を防ぐことが出来るのか、対応手順や感染者の搬送と動線の確認、病院職員のメンタルケアなどに奔走している。坂本は看護大学を卒業後に看護師になったが、臨床現場が肌に合わず退職。客観的に物事を見る性格が、患者に寄り添う現場に合わなかったという。しかし、アメリカに留学した坂本は、そこで感染管理の重要性を知ることになった。病院の“縁の下の力持ち”として院内感染を防ぐため静かな闘志を燃やしている。今、坂本はこれまでで最も手ごわい“見えない敵”と立ち向かっている。その奮闘の最前線を追った。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組