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テレビ番組

新たな明日へ ~コロナにゆれる日々~

番組ID
215972
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2020年12月29日(火)17:30~18:24
時間(分)
46
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
テレビ山梨(UTY)
製作者
テレビ山梨(UTY)
制作社
テレビ山梨(UTY)
出演者
ナレーション:小田切いくみ
スタッフ
MA:石井勇人、音響効果:富岡隆晃、カメラ:武井亮、カメラ:浅川豪、CG:入倉ゆきみ、企画:水石和仁、企画:生山裕晃、ディレクター:武藤裕美、プロデューサー:斉藤佳也
概要
人々の日常を一変させた新型コロナウイルス。突然現れた、そして未だ終息の見えないこの感染症に大きく揺れながらも、山梨の未来を切り開こうと対策の現場に立ち続ける人々の姿を追う。県内の基幹病院として新型コロナ対策をリードする大学病院と、医療人の気概を持って立ち上がった民間病院。さらに、苦境の中でも新たなおもてなしの形を探る旅館、子どもたちの笑顔を守るために試行錯誤する小学校を取材した。感染症社会の荒波を乗り越えようとそれぞれが奮闘し、描く明日の形とは。

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一命をとりとめた後に “見えない障害”と向き合う

2019年7月、福岡市在住の深町伊久美さん(48歳)は高速道路で運転中に脳出血に襲われ、ガードレールに激突した。その一部始終をドライブレコーダーが記録していた。この日から彼女の生きる世界は大きく変わってしまう。一命を取り留め、手足の麻痺などは残らなかったものの、「視野の左半分が認識できない」「いつもぼんやりする」などの後遺症が残った。診断は「高次脳機能障害」だった。日常生活に支障があるにも関わらず一見すると分かりにくいため“見えない障害”と呼ばれ、全国で約50万人いると言われている。深町さんがリハビリ中に立てた目標は、地元のマラソン大会に出場すること。視野に障害を抱える深町さんにとって走ることは健常者とは比べ物にならないほど恐怖を伴う。それでも、この障害に向き合うため家族や友人らに支えられながら挑戦を続ける。番組では深町さんの挑戦や同じように高次脳機能障害を患う男性への取材を通して、理解されにくい高次脳機能障害の特性やメカニズムについて伝えるとともに、先進の治療やリハビリ、国の政策などを取材し、医療、福祉的な面からもこの障害をめぐる支援の課題を探る。


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