テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

ドキュメントしこく ふたりの花畑 ~香川・志々島~

番組ID
215615
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2017年05月19日(金)19:30~19:58
時間(分)
28
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK、NHK高松
出演者
語り:滝水瞳
スタッフ
制作統括:石川健志、演出:山下香
概要
香川県の西部に浮かぶ志々島は、20人ほどが暮らす小さな島である。かつては花卉(かき)の栽培が盛んだったが、現在は過疎と高齢化が進む。高島孝子さん(82歳)は今も一人で花を育て続けているが、出荷するわけでも、誰かに見せるわけでもない。3人の子どもを養うために夫と一緒に懸命に世話をしてきた“ふたりの花畑”を守り続けたいと思うからだ。特に大切にしているのは、夫が大好きだった鮮やかなオレンジ色のキンセンカだ。3年前に夫が他界した後、思い出がつまった花畑とともに暮らし続ける孝子ばあちゃんの姿を見つめる。

同じ年代の公開番組

日本のチカラ 未来へ響け!槌の音 ~若き鍛冶職人の挑戦~

福井県越前市は、南北朝時代に起源を持つ「越前打刃物」の産地である。手作業にこだわって作られる刃物は、丈夫で切れ味抜群。国の伝統的工芸品に指定されている。この町の若手鍛冶職人として注目を集めているのが、黒?優さん(37歳)。伝統の技に若い感性を取り入れ、デザイン性と機能性を合わせ持つ包丁を作っている。包丁に槌で入れた凹凸の模様の「槌目(つちめ)」は、究極の美しさだ。槌目があることで包丁と食物の間に空気の層ができ、切り離れも抜群に良くなる。黒?さんは2001年に越前打刃物の製造・販売をする「タケフナイフビレッジ」で修業を始めた。そこでは複数の刃物会社が工房を共有し、若手職人は会社の枠を越えてベテラン職人から技術を学ぶことができる。一般的に保守的で堅いイメージがある伝統工芸。それを覆したからか、今、タケフナイフビレッジには刃物職人を目指し多くの若者が集まってきている。黒?さんをはじめ、タケフナイフビレッジの職人たちの夢は、越前打刃物の伝統を守り、発展させていくこと。そのため、職人自らが販路開拓へ動き出していく。そんな中、若手職人が中心となって企画したのがアメリカ・ニューヨークでの展示会。福井の伝統産業、眼鏡枠や越前漆器とコラボした新しい包丁を作った。果たして、越前打刃物は世界で受け入れられるのか。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組