テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

ytvドキュメント 阪神・淡路大震災25年 死ぬまで生きてやろうじゃないか ―神戸からの音がえし―

番組ID
214770
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2020年01月18日(土)00:41~01:36
時間(分)
47
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーmusic_note音楽
放送局
読売テレビ放送/讀賣テレビ放送(YTV)
製作者
読売テレビ放送/讀賣テレビ放送(YTV)
制作社
読売テレビ放送/讀賣テレビ放送(YTV)
出演者
ナレーション:日食なつこ
スタッフ
撮影:山崎浩司、撮影:木谷公久、撮影:横田凌、撮影:林裕介、撮影:中矢寛規、編集:浅田邦裕、EED:中澤丈、音響効果:久保秀夫、MA:久保秀夫、ディレクター:吉田陽、プロデューサー:吉川秀和、チーフプロデューサー:堀川雅子
概要
2019年4月4日、一人の男性が末期がんとの壮絶な闘病の末、39年の生涯を終えた。その男性とは、松原裕さん(39歳)。職業はライブハウス経営と音楽プロデューサー。神戸で毎年5月に開催されるチャリティフェスティバル「カミングコウベ」の実行委員長を担っていた。「若い世代に阪神大震災の記憶をつなぐ」「神戸から他の被災地への恩返しをしたい」というテーマで、入場無料の代わりに他の被災地への義捐金を募ってきたこのイベントは、毎年国内の人気アーティストが100組近く集結し、1000万円近い募金を集めてきた。「キッカケは何でもいい、若い世代が自発的に震災・チャリティについて考える場にしたい」と語っていた松原さん。その遺志はどのような広がりを見せるのか、震災への支援の在り方と世代継承を伝える。

同じ年代の公開番組

映像’20 映像シリーズ40年 関西発・真夜中のドキュメンタリズム

1980年4月に「映像80」としてスタートした、毎日放送の報道キュメンタリー番組「映像シリーズ」。このシリーズは戦争、障害、差別、労働、教育、外国人、貧困・格差、えん罪など、様々なテーマで、40年にわたり、人や社会のありようを映像に切り取って、視聴者に伝え、問いかけてきた。毎月、最終日曜日の深夜24時50分から放送が始まる。放送に至るまでには、およそ3か月間の取材と、2週間の編集などの作業があり、多くの人間の手により番組がカタチ作られていく。しかし、視聴者からは「いい番組だから、人が起きている時間に放送してほしい」とよく言われる。なぜ、真夜中の放送なのか。商業主義や視聴率の影響もあるだろうが、そこにテレビジャーナリズムの後退を見て取る向きもある。番組では、いま、テレビ業界での報道ドキュメンタリー番組の位置づけについて、局の編成の担当者、広告代理店やメディア研究家に話を聞く。また、関西ローカルでドキュメンタリーを作り続ける意味、中央集権化したテレビ産業の中でのローカル・ドキュメンタリー番組のあり方について、同じ関西ローカルのライバル局の報道ドキュメンタリー番組制作者や、他エリアのドキュメンタリー番組制作者にも話を聞く。東日本大震災、コロナウイルスの感染拡大など、最近10年間だけをとっても、後世まで残るような大きな出来事が起きる度、「映像シリーズ」は現場に足を運び、関西ローカルの視点から番組を制作し、放送してきた。番組では、40年間にわたって放送した番組の数々についても、ダイジェストで紹介していく。「なぜ、番組が40年も続いているのか」という素朴な疑問を起点に、「関西発・真夜中のドキュメンタリズム」の素顔を明らかにしていく。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
ytvドキュメント COVID-19の設計図 ~未知のウイルスとの闘い 次の一手は~

京都府庁内に設けられた「入院医療コントロールセンター」では、府内の新型コロナウイルス感染者を病院やホテルに振り分けている。このコロナ対応の最前線の場で中心的な役割を果たすのが、高階謙一郎医師(京都第一赤十字病院・救命救急センター長)だ。これまで災害派遣医療チーム(DMAT)の一員として、様々な災害現場に臨場し、集団感染が起きたダイヤモンド・プリンセス号でも対応にあたった。その経験を生かして、京都第一赤十字病院では、コロナ疑いの患者が連日搬送される救急現場で治療にあたる。“第二波”を前に、医療界では様々な問題が顕在化している。救急患者からコロナ疑いの患者を確実に発見し、院内感染防止を徹底するほか、認知症、周産期、精神疾患など「立場の弱い感染者の受け皿が少ない」問題も急務。さらに、コロナ患者を受け入れた病院の経営状況も危機を迎えていた。きたる第二波に向け、高階医師をはじめとした医療界はどう動くのか。また、感染拡大を防ぐ切り札としてワクチン開発も期待される。大阪大学で長年研究を続けてきたウイルス学の権威・松浦善治教授は「ワクチン開発は国家防衛」だと話し、関西で感染が急拡大した2020年3月からワクチン開発に着手した。番組ではその様子にも密着する。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
漁火のゆくえ じいの背中とボクの夢

広島市内の高校に通う北瀬孝太くんは、2020年の春に卒業を控えた高校3年生である。そんな彼が将来の進路として「漁師」を思い浮かべたのは小学生の時。憧れたのは瀬戸内を代表する漁師の島に暮らす祖父の姿だった。祖父が暮らすのは、迷路のような路地が張り巡らされ、漁師町の香りが今も残る「豊島」。この島は、広島のブランド魚であるタチウオの水揚げで知られ、伝統の一本釣りを駆使し、瀬戸内随一の腕を持つ漁師たちが集う島である。しかし、海が痩せ、不漁が続き、さらに魚離れによる価格の低下、そして後継者不足による危機に直面している。一方、高校は初めてのケースに戸惑い、母親は息子の将来を案じていた。若者に期待を寄せる島の人々がいる一方で、祖父は漁業の将来を孫に託す不安が入り混じる。祖父の背中に憧れる少年の純粋な思いに対し、直面するのは厳しい漁師の世界である。そんな厳しい現実が押し寄せる中、ヒントを得たのは、かつて島を出て植木職人となった父の後ろ姿だった。老漁師の祖父と弟子の孫が暮らす島での日常を通し、いま瀬戸内の漁業が抱える現実を映し出す。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組