テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

サイエンスZERO 祝!命名権獲得 113番元素はこうして作られた

番組ID
214576
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2016年06月19日(日)23:30~23:59
時間(分)
30
ジャンル
school
教育・教養
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
南沢奈央竹内薫、ナレーション:筒井亮太郎
スタッフ
テーマ曲:中塚武、タイトル:鈴木哲、技術:井上彰、撮影:岩田隆、映像技術:野村聖史、映像デザイン:三條真佐美、CG:上瀧博司、編集:宮崎保光、音響効果:水戸部謙介、ディレクター:高山晶子、プロデューサー:原良太朗、制作統括:松尾建
概要
新元素「ニホニウム」命名後のアンコール放送。(初回放送2016年3月13日)◆周期表113番元素の名前の案「ニホニウム」が発表された。元素の命名権を得るには、新元素を発見する必要があるが、93番以降の元素は全て人工的に作られたもので、アメリカ、ロシア、ドイツが独占していた。そこに日本が割って入ったのだ。この113元素の誕生の裏には、緻密な戦略と気の遠くなるような地道な作業の蓄積があった。命名権を得たのは理化学研究所の研究グループ。理論上、陽子数30個の亜鉛と83個のビスマスを高速でぶつければ、核融合によって陽子数113個の物質を作ることができる。しかし実際には、微小な原子を衝突させ、できた新元素を分離し、さらに新元素ができたことを検出する、といういくつものハードルがあった。

同じ年代の公開番組

NNNドキュメント’16 ニッポンのうた “歌う旅人”松田美緒とたどる日本の記憶

京都市在住の歌手、松田美緒さん(36歳)は、土地と人々に息づく音楽のルーツと魂を身体で吸収し、表現する“歌う旅人”だ。ポルトガル語や英語、スペイン語、ギリシャ語など6か国語を操り世界各地で公演を重ねてきた。そんな彼女が2011年から取り組んでいるのが、「ニッポンのうた」プロジェクトである。秋田のマタギの里、徳島県の秘境、長崎の隠れキリシタンの島、ミクロネシアへと繋がるうたをめぐる壮大な旅が始まる。松田さんの活動は、埋もれた古い歌を発掘することから始まる。秋田県のたざわこ芸術村にある「民族芸術研究所」には、1979年から10年がかりで全国の都道府県単位で実施された民謡調査による音源のコピーおよそ3万曲が残されている。松田さんはここで探した音源を元に、その土地を訪ね、実際に歌を知る人がいないか探す。そして、最後に彼女の歌声が“うた”に新たな命を吹き込む。日本に伝わる歌には、土地の背景や人々の生活を写すものが数多い。歌をめぐる物語から見える多様な“ニッポン”。それは日本人の記憶をたどる旅でもある。


cinematic_blurドキュメンタリーmusic_note音楽tvテレビ番組