テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

HAB報道特別番組 奥能登の選択 ~産廃を呼んだムラの10年~

番組ID
212189
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2017年05月22日(月)01:40~02:40
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
北陸朝日放送(HAB)
製作者
北陸朝日放送(HAB)
制作社
北陸朝日放送(HAB)
出演者
ナレーション:大空ゆうひ
スタッフ
題字:高廣幸悠、カメラ:西田幸平、カメラ:小田原寛、音声:浜崎功、CA:浜崎功、タイトル:馬場俊郎、音響効果:山崎夏穂、MA:井上滋、編集:牧田邦和、構成:高橋徹、ディレクター:中島佳昭、プロデューサー:高僧裕伸、エグゼクティブ・プロデューサー:三浦信幸
概要
奥能登、輪島市にある小さな集落、大釜は、過疎・高齢化が進み、共同生活の維持が困難な「限界集落」だった。2006年、住民は集落の消滅を見据え、自ら産業廃棄物最終処分場を誘致した。しかし、産廃処分場計画は市議会や、梶市長の諮問機関である検討委員会の反対などで進まず、大釜の住民は次々とふるさとを去り、集落の荒廃は一層進んだ。10年が経った去年(2016年)、輪島市の梶市長と市議会は建設推進に方針を転換し、産廃処分場計画は建設に向けて大きく動き出した。これに対し、建設に反対する住民グループが署名を集め、住民投票で産廃処分場の賛否を問うことになった。しかし、住民投票は、推進派の議員が投票の棄権を呼びかけるなど、異例の展開となった。奥能登、輪島市の「選択」は何を意味するのか。そして、消滅寸前の大釜の住民は今、何を思うのか。10年にわたる取材を通して、地方のあり方を問う。
放送ライブラリー以外で視聴可能な施設

同じ年代の公開番組

東京タラレバ娘〔10・終〕

タラレバばかり言ってたら気が付くと30歳。頑張っていないわけじゃないが、まだ幸せになっていないタラレバ娘が、もがきながらも幸せに向かって突き進む。原作:東村アキコ、脚本:松田裕子。(2017年1月18日~3月22日放送、全10回)◆最終回。亡き妻の七回忌で義父から「娘のことは忘れて、自分の人生を歩いて行きなさい」と言われたKEY(坂口健太郎)。心の支えをなくしボロボロになったKEYの姿を見た倫子(吉高由里子)はそのまま放っておくことができず、家に連れ帰って一晩泊めてしまう。早坂(鈴木亮平)に嘘をついてまでそんなことをしてしまったことを後悔しながらも、KEYに心惹かれている自分に気づいた倫子。だが、その気持ちには蓋をして、なかったことにしようと決意する。そんな中、改めて婚活をスタートさせていた香(榮倉奈々)の前に、元カレ・涼(平岡祐太)が現れる。「彼女と別れた。もう一回ちゃんとつきあいたい」という涼の言葉に、揺れる香。一方、丸井(田中圭)との不倫関係を終わらせたはずの小雪(大島優子)は、街で偶然、子供を連れた丸井と遭遇してしまう。


recent_actorsドラマtvテレビ番組
SBSスペシャル おひさま家族 ~色素性乾皮症を抱えて~

色素性乾皮症(XP)は、遺伝子異常により、太陽の紫外線を浴びると火傷のような水疱ができ、やがて皮膚がんが発生する病気だ。患者は家の中に光が入らないようにしたり、外出時には紫外線遮断フィルムを張った帽子をかぶる対策をとっている。国内患者は推定500人。治療法は見つかっていない。加えて、この病気の深刻な点は、患者の殆どが年齢を重ねるにつれ重度の神経障害が加わり、30歳頃にはほぼ寿命となることだ。◆色素性乾皮症の少年・清麟太郎くんは3人兄弟の真ん中で、両親は日焼け止めクリームを一日何度も塗ること、外出時は紫外線カットの帽子を被ること以外、他の兄弟と同様に育てていた。当時の「りんくん」(麟太郎くん)は外遊びが大好きで、お日様に挨拶をする元気な少年だった。毎週末は祖父母の家で過ごし、新聞配達の手伝いをする。日差しの弱い朝夕の新聞配達の時間はりんくんが太陽と触れ合える時間だ。祖母は、りんくんの病気を知ってもらおうと、7年前に「りんくんとおひさまとしゃぼんだま」という絵本を自費出版した。現在13才のりんくんは、歩行が困難になり、補聴器が手放せず、言語障害もひどくなった。中学は特別支援学校に変えざるを得なかったが、家族は手話を練習し、リハビリを続けている。家族みんなが麟太郎くんの将来を思いをめぐらせ始めている。祖母はりんくんの言葉を書き残そうと2冊目の本を作り始めた。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
ytvドキュメント ギャンブル依存 行きつく先は刑務所か、墓場か。

「俺は『金』『家族』『健康』『社会的信用』を失った」一つ一つ紙に書きつけ、大声で叫ぶ男たち。失ったものの多さを自覚することからプログラムは始まる。奈良にある民間の回復施設「セレニティパークジャパン」。年代も職業も幅広い約30人の依存症者が金銭や生活に制限のある寮生活を送り、心理プログラムを受けながら社会復帰を目指している。2016年2月に入所した原さん(43歳)。高校卒業後、東京都交通局に就職したが、パチンコ好きが趣味の枠を超え、借金を重ね、恐喝で逮捕。職を失い、22歳の時に自己破産した。それでもやめられず、再び借金は400万まで膨らみ依存症と診断された。4年前に女性専門施設「ぬじゅみ」(横浜市)の門をたたいたAさん。専業主婦となった30歳の頃から子育てのストレス等を理由にパチスロにのめり込んだ。夫の給料をつぎ込みマイホームを手離すまでに至り離婚。その後生活保護となっても止められずヤミ金にも手を出し、気が付けば詐欺の犯罪に加担。負ければ腹いせに息子に虐待を繰り返した。施設に入っても再発を繰り返しているが、この1年は施設の仲間の支えでなんとか踏みとどまっている。一方、入所して1年が過ぎた原さんは20年以上苦しめてきた母への罪悪感が募っていた。関東に住む母の下へ赴き初めて謝罪した。しかしその帰り、音と光に誘われ一瞬だがパチンコ店に入ってしまい、「打ちたい」と呟いた。再発の不安は常につきまとう。政府はカジノ導入を機に依存症対策を行う姿勢を見せているが、どれだけ実効性のある策を打てるか不透明だ。誰もが陥る可能性があり、一度陥れば中々抜け出せず、家族や周囲を否が応なしに巻き込んでいくギャンブル依存症の現実を伝える。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組