テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

大地の母 ~神保まさのの生涯~(リメイク版)

番組ID
212132
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2017年11月20日(月)10:25~11:20
時間(分)
49
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
山形放送(YBC)
製作者
山形放送(YBC)
制作社
山形放送(YBC)
出演者
スタッフ
演出:伊藤善隆、制作:伊藤善隆、取材:宝池見由
概要
第二次世界大戦末期の満州。この地で暮らしていた山形県山辺町出身の神保まさのさん(享年87歳)は、終戦により4人の子供を連れて悲惨な逃避行を強いられ、道中3人の幼い子どもを亡くした。2017年3月、その逃避行の物語を題材にした舞台が上演された。演じたのは、戦争を知らない地元の劇団員たち。主人公のまさのさんを演じた地元の女優「ニコ。」さんは、神保まさのさんと1人だけ命が助かったその息子・亮さんの残した手記をもとに、様々な人に話を聞き、当時の状況を想像しながら舞台を作り上げた。終戦から72年がたち、戦争を体験していた人の多くが高齢となり、戦争体験が語られることが少なくなった中、舞台を通じて戦争に巻き込まれた人々の苦しみを伝えようとする若者たちを描く。

同じ年代の公開番組

火曜ドラマ あなたのことはそれほど〔4〕

初恋を忘れられない妻と、そんな妻を狂気的に愛し続けてしまう夫。偶然の再会がもたらす大人のいびつなラブストーリー。原作:いくえみ綾、脚本:吉澤智子。(2017年4月18日~6月20日放送、全10回)◆第4回。美都(波瑠)は、友達の飲み会だと涼太(東出昌大)に嘘をつき、有島(鈴木伸之)との時間を重ねていた。ある日、美都は有島から「麗華(仲里依紗)が里帰りから戻ってくるから会う機会が減る」と牽制され、食い下がる。「趣味を持て」となだめられ、同僚の森瑠美(黒川智花)から陶芸の面白さを聞き、教室へ通い始めることにする。それなりに陶芸を楽しんでいると、元生徒だという女性が教室にやってくる。その女性はまさかの麗華だった。生まれたばかりの赤ちゃんを連れた姿を目の当たりにした美都は嫉妬する。そんな美都と涼太に結婚1周年記念日と美都の誕生日が近づいていた。美都は涼太に陶芸教室でつくった作品をプレゼントしようと計画し、涼太は美都に特別なプレゼントを用意しようと考える。だが、涼太からのサプライズプレゼントは予想だにしないものだった。


recent_actorsドラマtvテレビ番組
日本遺産 シーズン2〔1〕 忍びの里 伊賀・甲賀(滋賀県・三重県) / サムライゆかりのシルクのまち 鶴岡(山形県)

日本各地の有形無形の文化財を歴史的ストーリーで結び合わせ、文化庁が認定した「日本遺産」を各回2件ずつ紹介し、今まで知っているようで知らなかった日本を美しく描き出す。(シーズン2:2017年12月3日~2018年2月11日放送、全6回)◆第1回。前編:「忍びの里 伊賀・甲賀―リアル忍者を求めて―(滋賀県、三重県)」。「忍者」は映画やアニメなどに描かれ、世界で通用する言葉になっているが、史実を伝える資料は極めて少なく、真の姿は知られていない。忍者発祥の地と伝わる三重県伊賀市と滋賀県甲賀市には忍者の末裔が今も暮らしている。貴重な古文書や史跡、伝統の祭りなどから、忍者の誕生と実像に迫る。◆後編:「サムライゆかりのシルクのまち 鶴岡(山形県)」。山形県鶴岡市は、明治維新以降シルク生産が盛んになり、今も製糸や機織り、精練、色つけなど多様な工程が行われている。鶴岡産シルクの成り立ちには、かつて最強とも言われた庄内藩の侍たちが活躍した知られざる歴史があった。昔の技と機械を守り続ける鶴岡のシルクに、しなやかな心を見る。


cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養tvテレビ番組
NNNドキュメント’17 移民のうた “歌う旅人”松田美緒とたどるもう一つの日本の記憶

2016年10月放送「ニッポンのうた~“歌う旅人”松田美緒とたどる日本の記憶~」の続編。世界を旅して埋もれた古い歌を蘇らせている松田さんが、今回はブラジルを訪ね、地球の向こう側にある、もう一つの日本の記憶をたどる。◆日本からブラジルへの正式移民は1908年に始まった。当初その実態は過酷を極め、移民ではなく棄民とも言われた。戦争中は迫害も受けた。そんな苦難を乗り越え、ブラジル社会に欠かせない地位を築いた日本人は、その苦難の思いを歌に込めた。「移民節」を作った佐々木重夫さんは19歳の時に単身ブラジルに渡った。この歌詞は、ブラジル移民60周年記念の年(1968年)に作られたものだった。残された子どもたちに松田さんが「移民節」を歌う。そこには二つの国を故郷にする移民の人生と、ブラジルの土となった胸のうちが綴られていた。◆一方、日本を代表する子守唄「五木の子守唄」は、戦後活躍した歌手・久保幸江さんによって1959年にブラジルでレコーディングされ、ブラジルで思いもよらぬ変貌を遂げていた。作詞者のS.Oharaは日系人であることは間違いないが、そのほかは謎に包まれていた。今回取材班はその人に辿りつくことに成功。その人生には、戦後の日系ブラジル人社会を引き裂くもう一つの戦争が暗い影を落としていた。


cinematic_blurドキュメンタリーmusic_note音楽tvテレビ番組