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テレビ番組

映像’15 家族づくり~子どもたちと里親の一年

番組ID
209420
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放送日時
2015年03月30日(月)00:50~01:50
時間(分)
50
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
毎日放送(MBS)
製作者
毎日放送(MBS)
制作社
毎日放送(MBS)
出演者
ナレーター:宮城さつき
スタッフ
撮影:倉本圭太、撮影助手:中村華奈江、編集:山内博貴、録音:田中徳朗、選曲:佐藤公彦、タイトル:秋山美里、VTR:佐藤雅哉、宣伝:渡辺優子、ディレクター:坪井兵輔、プロデューサー:大牟田聡
概要
80歳のお父さんと70歳のお母さん。大阪市東淀川区で金属加工工場を経営する永井利夫さんと妻のサヨコさんは、親と暮らせない子どもを預かり、育てる里親だ。実の子どもに恵まれなかったことから里親になり、これまで40年で80人近い子どもを育ててきた。今、産みの父親が失踪し、母親も病で失った小学5年生と、大好きな母親が離婚をきっかけに病に倒れ、共に暮らせない小学1年生を育てている。子どもたちは家族とは何か、親子とは何か、答えをさがし続けている。親と暮らせない子どもたちは悲しみ、苦しみを抱えている。永井さん夫婦は、幼い子どもは特定の大人と密接な関係がないと自分を否定されたと感じて前を向きにくくなると、生涯をかけて里親を続けてきた。泣き、もがき、家族を作ろうとする子どもたちと里親の一年を見つめた。
受賞歴
日本放送文化大賞(第11回準グランプリ)、「地方の時代」映像祭(2015優秀賞)

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山形県の北東部を流れる全国でも有数のアユ釣りの名所「最上小国川」。流域の温泉街は度重なる水害に悩まされてきた。そこにダム建設計画が持ち上がる。しかも国内では実績の少ない流水型ダム、いわゆる「穴あきダム」だ。治水専用で環境に優しい新型ダムとして各地で建設が検討されている。これに対し、漁業権を持つ地元の小国川漁協は一貫して建設反対を訴え続けてきた。沼沢勝善組合長は古里の清流を守るため、そして、アユの生態を守るため、先頭に立って山形県との交渉にあたってきた。◆山形県は「穴あきダムは環境への影響が少なく、他の治水対策では川底を流れる源泉に影響が出てしまう」として計画断行の構えを崩さない。一方、ダム反対派の有識者らは「現代の土木技術なら河川改修での治水は可能。そもそも穴あきダムは国内での実績が少ないのに、なぜ環境に優しいと言えるのか」と対決姿勢を崩すことはなかった。◆しかし、10年に一度の漁業権の更新時期を前に、状況は一変する。山形県が「公益への配慮」を更新の条件に追加したからだ。この対応に追われた沼沢組合長はその後自殺する。さらに、施設整備の資金不足や後継者問題に苦しむ漁協に対し、山形県は相次いで支援策を打ち出していく。折しも、全国的に豪雨災害が発生する中、しだいに漁協はダム容認に傾いていった。将来への展望もないままに…。


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