テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

いのちの瀬戸 ~ハンセン病・文芸に生きて~

番組ID
206676
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2011年05月28日(土)16:00~17:00
時間(分)
54
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
RSK山陽放送(RSK)
製作者
RSK山陽放送(RSK)
制作社
RSK山陽放送(RSK)
出演者
伊波敏男、ナレーション:森くにえ
スタッフ
撮影:宮崎賢、編集:宮崎賢、取材:山下晴海
概要
長野県上田市で制作活動を行う作家・伊波敏男さんは、沖縄出身のハンセン病元患者。中学2年生で発症した伊波さんは沖縄の収容施設に入れられたが、ノーベル賞作家・川端康成と出会い、文学への道を志す。当時本土復帰を果たしていなかった沖縄だが、伊波さんは家族や多くの人たちに支えられて偽装出国。岡山県瀬戸内市長島にあったハンセン病患者のための県立邑久高校新良田教室に入学した。そこで同級生の患者や療養施設の人たちとともに詩やエッセイを手掛け、優れた作品を残した。◆番組では、伊波さんと彼の文芸活動の出発点となったハンセン病療養施設長島愛生園を訪ね、当時の級友や親密だった人たちとの交流を描く。また、国によって強制隔離され、身の自由も心の自由も奪われた元患者の苦悩を作品とともに紹介する。

同じ年代の公開番組

SBCスペシャル 祖国に在りて ~中国帰国者の終わらない戦後~

2011年は満州事変から80年。1931年の満州事変は日本が戦争へ突き進む契機になった事件のひとつであり、その後に国策として進められた農業移民「満蒙開拓団」は大きな悲劇を生んだ。終戦の年、戦場と化した満州では逃避行と収容所生活のなか、多くの開拓民が命を落とした。そして中国人らに預けられ生き延びた中国残留孤児は長い間置き去りにされ、彼らが祖国の土を踏んだのは人生の半ばを過ぎてからだった。◆多くの中国帰国者が日本語を話せず、仕事もなく、孤独で貧しい暮らしを余儀なくされた。2002年から政府の謝罪や老後の補償などを求めて全国で裁判が起きた。長野県上田市に暮らす井澤紀代子さんも原告の一人だった。その後裁判は和解し、2008年から新たな支援制度がスタート、生活支援金などが支給されている。しかし、井澤さんは涙ながらに語る「生活のためにお金は必要だけど、それは一番大事なものではない」。◆祖国に見捨てられ、帰国後も尊厳を傷つけられ、社会の片隅で生きてきた。「日本に帰ってきて幸せだった」心からそう思える日は来るのか。体験者の高齢化とともに戦争が風化していく社会のなかで、終わらない戦後を生きる帰国者たちの苦悩を見つめる。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組

Copyright Broadcast Programming Center of Japan.