テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

NNNドキュメント’06 父さん、歌ってよ。 認知症の夫と妻の愛

番組ID
016100
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2006年03月20日(月)00:55~01:25
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
日本テレビ放送網
製作者
日本テレビ放送網
制作社
日本テレビ放送網
出演者
語り:小室等
スタッフ
制作:岡島政利、制作:日笠昭彦、演出:久泉巧、演出:児玉知仁、撮影:河邉則宏、撮影:鶴見昌彦、音声:清水克彦、音声:駒路健一、制作統括:智片健二、音響効果:渡辺真衣
概要
朝起きると、コンサートに出かける支度を始める夫。「今日はコンサートはないのよ」と優しく諭す妻。医師も驚く奇跡の歌い手と、支える妻の愛の物語。◆10年ほど前から認知症を患った横山茂さん、症状が進んで記憶は失われ、50年連れ添った孝子さんとの思い出も消えていった。しかし、かつてシベリアの強制収容所で仲間たちを慰めた歌だけは忘れることがなかった。孝子さんが歌詞を指すと、美しい声で歌い始める。噂が広がり、今は年20回以上のコンサートをこなす。

同じ年代の公開番組

サマショール 長崎そしてチェルノブイリ

長崎の人々とともに原爆で傷つき、門外不出だった「被爆マリア」像が海外に出たのはたった2度。一度はバチカン、そして1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の被害を最も受けた国、ベラルーシである。原爆によって多くを失った長崎、原子力発電所の事故によって都市自体を失った原発の町プリピャチ。核が人々とふるさとに与える巨大な傷、断絶を描く。◆技術者や労働者はプリピャチから即座に強制避難させられ、スラヴォーチッチという新しい町が築かれた。この事故に大きな衝撃を受けた写真家・手島雅弘さんは13年後に様々な困難を乗り越えてチェルノブイリに入り、人と街の現状を撮影した。その時に撮影されたスラヴォーチッチの高校生の集合写真を手掛かりに、長崎出身の劇作家・松田正隆さんと手島さんはチェルノブイリに向かい、4歳で被曝していま結婚や出産の時期を迎える若者たちにインタビューを試みる。故郷に複雑な感情を抱く彼ら。そしてまた、原発から30キロ圏内に戻って暮らす「サマショール(自ら住む人)」と呼ばれる人々に会いに行き、彼らが立入禁止地帯になってしまった故郷に抱く思いも伝える。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組