テレビドラマのスタッフや出演者が、自ら制作した番組を振り返る人気公開セミナー「名作の舞台裏」第53回は、市川森一脚本・堀川とんこう演出・竹下景子主演で、1982~97年にかけて計8本が制作された“モモ子シリーズ”の第2作「聖母モモ子の受難」(TBS)を取り上げます。
番組上映後のトークでは、故・堀川とんこうさんへのインタビュー映像(放送人の会収録)を交えながら、ゲストの竹下景子さん・橋爪功さんが、当時の思い出や、1980年代のテレビドラマ黄金期の“とっておき”のエピソードを語ります。
※2024/1/20終了しました。
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【番組概要】
風俗店勤めで1億円を貯めた唐沢モモ子(竹下景子)は、学習塾経営を夢見ていた。そんな折、校内暴力のため"不登校"に陥っていた中学校教師・和久(柄本明)と知り合う。一方モモ子のアパートでは、隣に住む市原敏之(橋爪功)のもとにサラ金の取立てが押しかけていた。モモ子が市原宅をのぞくと、学校にも行かずに閉じこもっている10歳の男の子を見つける。
"サラ金""長欠児童"など、この時代の社会の問題点をドラマの核に据えながらも、喜劇サスペンスに仕上げた作品。(1983年9月24日放送/TBS)
※放送ライブラリーでは、「ソープ嬢モモ子シリーズ」全8作のうち、第1作(82年),第2作(83年),第4作(86年)の3本を公開しています。