ドラマ番組のスタッフや出演者が、自ら制作した番組を振り返る人気公開セミナー「名作の舞台裏」第45回は、「事件」「夢千代日記」「あ・うん」等、数々の名作を生んだ、NHK「ドラマ人間模様」枠で放送された「太陽の子~てだのふあ」を取り上げます。
今ある「生」がどれほどたくさんの「死」や「悲しみ」の果てにあるか、神戸に住む天真爛漫な小学生、ふうちゃんと沖縄出身の家族の暮らしを通じて、沖縄と日本の戦後に新しい問いかけを発した、灰谷健次郎の児童文学のドラマ化。1982年度芸術祭参加作品。
※2018.1.13終了しました。セミナーの抄録をこちらに掲載しています。
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【番組概要】
神戸港近くの沖縄料理店「おきなわ亭」が舞台。そこに集まる沖縄出身の人々の「心」を、料理店を営む夫婦の娘で、店の人気者ふうちゃんの目を通して伝えた。
心の病に苦しむ父、片腕を失ったロクさん。ふうちゃんは、戦争が沖縄の人々に与えた悲しい現実に気付いていく。「てだのふあ」は沖縄の方言で「太陽の子」の意味。
小学生のふうちゃん役は、100人を超えるオーディションの中から長谷川真弓が選ばれた。両親役には中村玉緒と井川比佐志、ふうちゃんとともに、沖縄の人々の暮らしや戦争について考えを深めてゆく、
心優しき先生役で岸部一徳が出演している。(1982年10月17日~11月14日放送・全5回/NHK)