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テレビ番組

久米宏・経済スペシャル 新ニッポン人の食卓

番組ID
205840
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放送日時
2010年11月14日(日)19:54~21:48
時間(分)
97
ジャンル
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ドキュメンタリー
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トーク・ワイドショー
放送局
テレビ東京
製作者
テレビ東京
制作社
テレビ東京、オフィス・トゥー・ワン、日経映像
出演者
久米宏春風亭昇太渡辺満里奈、ナレーション:湯浅真由美、ナレーション:バッキー木場
スタッフ
構成:藤原昭彦、TD:前進、映像:辻源之、撮影:風間誠、照明:長治憲明、音声:西山恵美子、美術プロデューサー:薬王寺哲朗、デザイン:金森明日香、TK:池元浩美、ヘアメイク:奥川哲也、ヘアメイク:光倉カオル、スタイリスト:三上つかさ、宣伝:石井真知子、編成:多田浩行、デスク:山田朋美、カメラ:大手洋行、VE:湯原直樹、編集:前嶌健治、リサーチ:角田さち代、AD:坂田めぐ美、AD:岡部恵美子、音響効果:新井誠志、音響効果:板垣仁美、編集:関戸博、MA:武田明賢、ディレクター:片岡賢蔵、チーフディレクター:徳光崇臣、プロデューサー:野口雄史、プロデューサー:和田佳恵
概要
久米宏が挑む経済スペシャル番組「新ニッポン人シリーズ」の第3弾。この回のテーマは「新ニッポン人の食卓」。激変するニッポンの食卓を通して、日本人の価値観の変化と戦後の女性史に迫っていく。◆サバの味噌煮、きんぴらごぼう、炊き込みご飯、ぬか漬け…日本人が思い描く「オフクロの味」は現在の食卓にのぼっているのだろうか。現代主婦の実像と日本の食卓の変化を詳しく調査すると、そこから見えてきたのは「昼ご飯がお菓子」「食器化する鍋」「家族がバラバラの物を食べる」などという実態。番組ではその源流を探るため、現代主婦の母親世代「70歳代の女性たち」に取材する。“核家族化”“団地族”という流れの中で、簡単で便利な食品を積極的に取り入れていった彼女たち。そんな70代女性と娘の関係を探っていくと、驚きの事実が明らかになる。
受賞歴
放送文化基金賞(第37回優秀賞)

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寝たきりアパート さまよう終の棲家

岐阜県内で数年前から医療や福祉に携わる関係者の間で、その存在を巡り様々な意見が交わされてきた「寝たきりの高齢者専用アパート」。◆「口から食事をとることのできない寝たきりのお年寄り」だけが入居できるこのアパートに対して「多くの疑問点がある」と指摘する後見人NPOの山田隆司さん。山田さんが後見人として関わることになった79歳の女性入居者は「寝たきりのまま」チューブで栄養を補給されていたが、山田さんがアパートから“救出”し、病院でリハビリを受けさせた結果、口から食事が取れるようになり、さらに車椅子に乗って移動もできるまでに回復したのだ。◆また、この女性に掛かった費用を検証すると、明らかに不自然な「医療保険」の“活用”が浮かび上がってきた。寝たきりアパートの運営に多額の“公金”が巧妙に使われている疑惑が見えてきた。◆その一方で、「医療費抑制、医療制度改革」のあおりを受け、病院や老人介護施設などから締め出され、在宅でも家族が面倒を見られない「医療行為を必要とする高齢者」が行き場を失ってしまうケースが増えている。そうした高齢者を抱えた家族にとっては「寝たきりのお年寄り」を引き受けてくれるアパートの存在は“救世主”に思えるという。◆こうした施設は国の高齢者政策が後手に回っている現状に付け込んだ“仇花”のような存在だと専門家は指摘する。また長妻厚生労働大臣は取材に対して「施設に問題点があるとすれば取り締まる。また公金が医療費抑制の陰で無駄に支出されているなら見直さなければならない」と明言した。寝たきりアパートの経営者は「自分たちはあくまでも困っている人達のニーズに応えてビジネスを展開しているだけだ」と語った。◆“高齢社会ニッポン”の歪みに存在する“寝たきりアパート”。現在もそこで180人のお年寄りが暮らしている。


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