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テレビ番組

辻井伸行in富士山河口湖ピアノフェスティバル ~心の交流が生み出した色々な音楽たち~

番組ID
217261
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放送日時
2021年12月30日(木)19:00~20:54
時間(分)
99
ジャンル
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音楽
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ドキュメンタリー
放送局
ビーエスフジ(BSフジ)
製作者
ビーエスフジ(BSフジ)
制作社
ビーエスフジ(BSフジ)、エイベックス、PASSION
出演者
スタッフ
撮影:志村孝幸、撮影:山本哲也、音声:山崎智香、編集:馬場勝、EED:鬼塚敦、EED:林田唯、MA:浜口崇、音響効果:杉山謙一郎、広報:真田夏希、AD:畑山仁依奈、ディレクター:池田日向、ディレクター:江口翔子、演出:飯塚淳一、プロデューサー:栄永英幸、企画:柏村信輔、企画:山本幹忠、プロデューサー:柏村信輔、プロデューサー:山本幹忠
概要
2021年9月、今まで日本になかった新しい形のピアノフェスティバル「富士山河口湖ピアノフェスティバル」が産声を上げた。その中心となったのがピアニスト辻井伸行だ。演奏するだけでなく、企画や他のアーティストの招聘などにも携わり、中心的な役割を果たした辻井伸行の挑戦を追う音楽ドキュメンタリー番組。◆このフィスティバルでは、ピアノ演奏をさまざまな場所で行った。富士山の広大な山麓に大自然と融合するように佇む3000人収容の「河口湖ステラシアター」のほか、100名限定の贅沢な空間「河口湖円形ホール」でのプレミアム・リサイタル、広大な芝生の公園「河口湖総合公園」で気軽に楽しめるピクニック・コンサートなど、多彩な会場でピアノの音色を奏でた。そして、地元の小学生を対象に行われた音楽教室では、子どもたちの「お題」に即興で演奏。また、「ピアノの素晴らしさを伝えたい」という辻井の想いに共鳴した豪華なピアニストたちも集結し、ピアノフィスティバルを盛り上げた。

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忘れてはいけないこと ~認知症受刑者が問いかけるもの~

岡山刑務所では刑期10年以上の受刑者400人余りを収容している。半数以上が無期懲役の受刑者で、殺人などの命を奪う生命犯が大半を占める。刑務所では現在高齢化が問題になっている。特に深刻なのが受刑者の認知症だ。法務省が2015年に全国で行った認知症を調べる簡易検査では、60歳以上の受刑者のうち、認知症傾向のある受刑者は約14%、全国に約1300人いると推計されている。岡山刑務所には予備軍を含め認知症受刑者が約20人いるという。ある80代前半の受刑者は数年前に認知症と診断され、自分の年齢も、自分がなぜ刑務所にいるかも思い出せない。社会復帰のための刑務作業も自分の部屋で行う軽作業に留まっている。また認知症の進行を遅らせるため、非常勤の介護福祉士が訪れ、足腰を使った運動を指導したり、テレビを見せて脳に刺激を与えたりするなどの活動が行われている。その光景はまるで介護施設だ。刑務所の本来の目的は受刑者に罪を償わせ、社会復帰させること。しかし、認知症受刑者に対しては、認知症をケアしつつ、適切な介護を行い、同時に贖罪と更生をさせなければならない。刑務所のトップや、専門家、犯罪被害者遺族、法務省への取材などを通じて受刑者の認知症問題を考え、刑務所運営はどうあるべきか考える。


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