テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

映像’21 ほっとけへん ~にしなり☆こども食堂の日々~

番組ID
216977
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年04月26日(月)01:15~02:15
時間(分)
50
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
毎日放送(MBS)
製作者
毎日放送(MBS)
制作社
毎日放送(MBS)
出演者
ナレーター:高井美紀
スタッフ
撮影:薮下卓義、編集:八木万葉実、録音:田中徳朗、音響効果:佐藤公彦、タイトル:平大介、VTR:佐藤雅哉、宣伝:水野大輔、ディレクター:木村富友佳、プロデューサー:奥田雅治
概要
川辺康子さん(55歳)は、大阪市西成区の団地で「こども食堂」を運営している。週に3回開くこども食堂には、赤ちゃんから大人まで40人ほどが来て、いつも賑やか。食事は全て無料だ。長い間、親や子をサポートしてきた川辺さんはいま、家を借り、子どもや親と同居しながら生活の立て直しを図る新たな取組みを始めようとしていた。食事を提供するだけでは、根本的な解決にならないと実感したからだ。共同生活を始めたのは、およそ1年前からこども食堂に通う親子。母親は夫からの暴力を受け、シェルターを転々としてきた。不安からか、睡眠導入剤や精神安定剤の服用が止められず、小学4年生の息子は生活習慣が乱れ、小学校は休みがちだ。自らの生活を顧みず、こども食堂に集まる人たちを温かく見守る川辺さんの日々を見つめた。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(2021年報道番組優秀)

同じ年代の公開番組

ノンフィクション北海道 無理しない ケガしない 明日も仕事 ~新根室プロレス物語~

2020年9月、サムソン宮本がこの世を去った。根室市で生まれ、おもちゃ屋を営んでいた宮本は、2006年地元の仲間たちと「新根室プロレス」を旗揚げした。メンバーは、土建業、寿司職人、銀行員など様々で、中には心の病を抱えながら宮本に励まされて参加したメンバーもいた。地元の神社などで年数回開催される興行の合言葉は『無理しない ケガしない 明日も仕事』。アマチュアらしいゆるいファイトとエンターテイメント性を前面に押し出したパフォーマンスが特徴で、地道にファンを増やしていった。2017年、宮本がプロデュースした体長3mの巨大レスラー「アンドレザ・ジャイアントパンダ」がSNSで大人気となり、全国的な存在へと急成長した。ところがその矢先、病魔が宮本を襲う。10万人に3人とも言われる希少ガン・平滑筋肉腫と診断された。5年生存率が30%の難病だった。これ以上プロレスを続けることが難しいと判断した宮本は、新根室プロレスの活動に終止符を打った。そしてメンバーにメッセージを残してこの世を去る。宮本が残したものは何だったのか。今年9月に根室で行われた1周忌の追悼プロレスの様子も交え、愛するプロレスを通じて、日本の東端の街を活気づけた一人の男の軌跡を追う。2022年放送人グランプリ特別賞受賞。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
ytvドキュメント 天空の城とじいじの桜 ~わが町の“ふたつの宝”を守り継ぐ~

標高354mの山頂に築かれた兵庫県朝来市の「竹田城跡」。秋から初冬にかけて雲海が広がり、空に浮かんでいるように見えることから“天空の城”とも呼ばれている。そして、もう一つ、地元住民が長年大切にしてきた“町の宝”がある。それは“立雲峡の山桜”だ。山桜は日本固有の桜で、立雲峡では1300年もの間、山を彩り続けてきた。昭和初期には3000本が咲き誇り、一日に1万人以上が訪れたが、近年、手入れが行き届かなったことで、本数は10分の1ほどにまで減少してしまった。“町の宝”を次の世代に繋ぐため、立ち上がったのは平均年齢70歳を越える“花咲かじいさん”たち。地元の住民約30人が集い、「立雲峡山桜を守る会」を結成し、保護活動を続けている。守る会では10歳を祝う「2分の1成人式」として、毎年、地元の小学生と共に新たな苗を植樹するなど、「山桜に愛着を持ってもらう」活動に力を入れている。日本の原風景が残る町で、“天空の城“と“山桜”という“ふたつの宝物”を、世代を越えて守り継ぐ人々の姿を伝える。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
NNNドキュメント’21 陸と隼瀬とプレーボール ~伊香高校野球部 終わらない夏~

滋賀県にある県立伊香高校。公立高校ながら過去には甲子園に通算5回出場したこともある。マネージャーの山本陸さんは、先天性の脳性麻痺のため、歩くことができず両手を動かすのが精一杯。幼い頃から野球が大好きだった陸さんを野球部に誘ったのはピッチャーの隼瀬一樹さん。プロからも熱い視線を集めるエースだ。1年生の時、2人は野球の話ですぐに打ち解けた。「野球部に入りたいけど勇気がない」と話す陸さんに、隼瀬さんは「障害があるから野球部に入ったらいけないという理由はない」と伝え、陸さんは入部した。陸さんの役目はノックのボールを渡すこと。ボールを持つだけでも大変だが、リハビリや部員のサポートで立派に任務を果たすようになった。2020年夏、新型コロナウイルスの影響で甲子園の大会は中止に。県独自の大会に出場したが、隼瀬さんは体調を崩し、マウンドに立つことができなかった。エースなき大会での初戦敗退。陸さんは、隼瀬さんやチームの仲間に、一球一球、感謝の思いを込めて球を投げ込み、伝えた。「チームに誘ってくれてありがとう」。春から、新たな進路へ向かうチームメイトたち。エースの隼瀬さんは、大学に進学し野球を続けることを決めた。新型コロナによる逆境で育まれた高校球児の絆。白球がつないだ“友情”と、それぞれの門出を伝える。


directions_bikeスポーツcinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
モコミ 彼女ちょっとヘンだけど〔1〕

モノの声が聞こえるちょっとヘンな萌子美(モコミ)と家族が紡ぐヒューマンホームドラマ。脚本:橋部敦子。(2021年1月23日~4月3日放送、全10回)◆第1回。小さな工場で不良品チェックの仕事をしている清水萌子美(小芝風花)は、ある日、仕分けが済んだ部品に不良品があるのを見つけ、思わず「その子、ケガ…」と言いかける。萌子美はモノの気持ちがわかってしまう繊細な“感覚”を持ち、幼い頃はモノの気持ちを“代弁”して周囲をざわつかせていた。工場でもどこか周りから浮く萌子美は、工場の高い窓を掃除しようと思わぬ行動に出て、周囲に迷惑をかけてしまう。母・千華子(富田靖子)は、娘が工場で問題を起こしたと知らされ頭を痛める。萌子美がほかの子とどこか違うことに長年悩んできたが、それでも夫の伸寛(田辺誠一)や、長男の俊祐(工藤阿須加)と共に、娘をサポートしてきたのだった。数日後、萌子美は22歳の誕生日を迎えるが、工場に行きたくないと言い出す。この日だけ穏便に過ごしたいと、千華子は娘の言うことを聞く。その夜、家族揃って誕生日のお祝いをしていると、訪問者がやって来る。


recent_actorsドラマtvテレビ番組