テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

ワクチンの行方 ~“コロナ禍”収束への道筋~

番組ID
217132
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年05月28日(金)10:10~11:10
時間(分)
52
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
九州朝日放送(KBC)
製作者
九州朝日放送(KBC)
制作社
九州朝日放送(KBC)
出演者
ナレーション:宮本啓丞、ナレーション:徳永玲子
スタッフ
MA:永吉孝志、EED:中野紘希、ディレクター:国武雄太、ディレクター:上部智美、ディレクター:長谷川泰一、ディレクター:東大貴、プロデューサー:吉住啓一、制作統括:野村友弘
概要
新型コロナ収束のカギを握るワクチン。日本で初承認された米ファイザー社やモデルナ社など複数の製薬会社から、コロナワクチンの治験を一手に引き受けたのは福岡の医療法人だ。番組では、2020年秋からその最前線の取材を開始した。かつて、これほどまでに「治験」という分野に注目が集まることはなかったため、現場はプレッシャーと戸惑いで緊迫していた。コロナ禍の行方を左右しかねないため、スピードを求められる前例のないプロジェクト。ワクチン治験現場の様子とともに、プロジェクトに携わったメンバーたちの証言から最前線で何が行われていたのかを伝える。さらに、治験協力者も取材。どのような思いで治験に参加していたのかを探る。ワクチン治験を通して“コロナ禍”収束に向けて奔走する人々の葛藤を描く。

同じ年代の公開番組

日本のチカラ みらいチケット ~子どもたちを支える善意のカレー食堂~

奈良県橿原市にある食堂「げんきカレー」には、子どもたちを支える「みらいチケット」という仕組みがある。店内にずらりと貼られたチケットの中から、1枚を取って注文すると、誰でも1杯200円のカレーを無料で食べることができるのだ。このみらいチケットは、お客さんが会計の際に200円を上乗せして、子どもたちのためにボードに貼ってくれている。この仕組みを始めた店長の齊藤樹さんは、本業の英会話教室で経済状況によって教育格差が生まれる現実に直面し、「誰もがお腹いっぱいになれて勉強もできる場所」を作りたいと思い、3年前に店をオープンした。評判は少しずつ地域に広まり、齊藤さんの思いに共感した企業や農家から、食材を提供してもらえるようになった。今では店を活用して、小学校教師や大学生のボランティアが子どもたちに勉強を教えるなど、学習支援の場にもなっている。子どもたちにとってげんきカレーは、学校とも家とも違う、居心地の良い場所となっているのである。齊藤さんは「地域が当たり前のように助け合うことができる世の中」を目指す。思いやりと笑顔があふれる、カレー食堂の物語。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
テレメンタリー2021 “3.11”を忘れない83 震災家族 ~遺された父と子の10年~

死者・行方不明者が約2万2000人に上る東日本大震災。宮城県は、被災した自治体の中で最も多い犠牲者が出た。女川町の漁師・鈴木高利さんは、津波で両親と妻・智子さんを失った。遺されたのは長男・智博くん(当時11歳)、長女・奈桜さん(当時9歳)、そして当時まだ2歳だった次女・柚葉ちゃん。7人家族が突然4人家族になって10年。学校のお弁当づくり、家事、病気の世話、漁師の仕事。子どもたちが成長するに伴って接し方にも悩みながら、高利さんは男手一つで子どもたちを育ててきた。現在、智博くんと奈桜さんは仙台の大学に通う学生だ。津波で突然母を失ったことを、まだ受け入れられないと語る智博くん。それでも、震災を語り継ぎ、少しでも命を救おうと活動を続けている。「こんな時、ママがいればな」と思った時もあったと語る奈桜さん。子どもの頃からの夢「保育士」になるために勉強中だ。まだ2歳だった柚葉ちゃんは、この春中学生になる。最愛の人を突然失い、遺された父と子どもたちは震災とどう向き合い、どう生きてきたのか。くじけそうな時、彼らを支えたものは何だったのか。ある家族が歩んだ10年を見つめ、震災遺族の今を伝える。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
水と生命のシンフォニー 第3楽章 実り めぐる 豊かに

8つの水系が毛細血管のように大地を潤す「水の国」信州。信州の美しい映像と水の音、そして音楽で描く「水の旅」4部作の第3作目。「第3楽章 実り めぐる 豊かに」。◆高橋あず美さんは、今回もオリジナルソングを紡ぐ水の旅に出かける。10月上旬、3000m級の山々が連なる北アルプスから紅葉が里へ降りていく。ナナカマドの赤、ブナの黄色、信州が燃えるように輝くときだ。大町市の田んぼでは、稲が頭を垂れ一面黄金色になった。米農家の細田さんは、秋雨や台風を心配しながら稲刈りの準備。日本一長い信濃川は、長野県内では千曲川と呼ばれている。その大河の流域には太古から川とともに生きる人の暮らしがある。千曲川がもたらす肥沃な土。そのおかげで、りんごを始めとした果物が今年もおいしく実った。ただ、恩恵の裏には、水害に悩まされた歴史もある。2年前の台風19号は県内に甚大な被害をもたらした。長野市長沼地区では、千曲川の堤防が決壊し、家や畑が水に飲まれた。それでも畑を続けるりんご農家の思いとは。信州の観光資源である温泉とその熱を利用した伝統食も紹介。また密接な関係にある森と川、県内各地の紅葉と水のある風景を美しい映像と音楽で届ける。◆abn長野朝日放送開局30周年記念特別番組。


cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養tvテレビ番組